ゴルフの「あと一日」の疲れ、あきらめていませんか?
横浜市やその近郊でゴルフを楽しまれている皆様へ。
プレー翌日、心地よいはずの疲労感が、もう一日、またもう一日と続いてしまう。
そんなご経験はありませんか?
この記事では、皆様のゴルフライフをより豊かにするための一つの考え方をご提案します。
それは、国技である相撲の力士たちが持つ、揺るぎない身体の「土台」作りの視点です。

江本直樹 元力士・柔道整復師
出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。
痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。
「好き」だからこそ、気になる身体のサイン

「週末のゴルフは最高だったが、週明けの通勤電車がいつもよりつらい」
「スイングの際、身体がぐらついて力がボールに伝わりきらない感じがする」
「最近の生活習慣のせいか、以前より本調子ではない気がしてならない」
趣味に情熱を注いでいるからこそ、ご自身の身体が発する些細なサインに敏感になるものです。
もっと快適に、もっと深く趣味を楽しみたい。そう願うすべての方に、この先をお読みいただければ幸いです。
その不調、単なる「気のせい」ではないかもしれません

ゴルフの後に感じる「なかなか抜けない疲れ」という感覚。
それは、ご自身の身体が、プレーの負荷からうまく回復しきれていないというサインかもしれません。
私たちの身体は、日々の活動で受けた負担を、休息を通じて回復させる仕組みを持っています。
しかし、身体のバランスが知らず知らずのうちに崩れていると、この回復のサイクルが滞り、なんだかスッキリしない日が続くように感じられることがあります。
なぜ力士は揺るがない?ゴルフにも通じる「土台」の話

では、どうして思うように身体が動かなかったり、疲れが残ったりするのでしょうか。
そのヒントは、身体の中心部である「体幹」、すなわち「土台」にあると考えられます。
ゴルフのスイングは、腕の力だけで振るのではなく、全身をしなやかに使って行われます。
地面を踏みしめる力は、安定した下半身と体幹を通じて、効率よくクラブヘッドへと伝わっていきます。
もし、この「土台」がぐらついていると、思うようにクラブが振れなかったり、せっかくの力がボールに伝わりきらない感覚になったりします。
そして、不安定な身体を無意識に他の部分で補おうとするため、余計な負担がかかり、プレー後の疲労感につながるのです。
ここで、相撲の力士を想像してみてください。
彼らが土俵で見せる圧倒的な安定感は、「四股」や「すり足」といった地道な稽古で培われた、強靭な「土台」の賜物です。
身体の軸が定まっているからこそ、持てる力を最大限に発揮できるのです。
この原理は、ゴルフのスイングにも通じる、非常に大切な考え方ではないでしょうか。
今日からできる「土台」作り。お相撲さん式・セルフケア入門

ご自宅でできる、ご自身の身体と向き合うためのセルフケアをご紹介します。
力士の稽古の考え方を取り入れ、身体の「土台」を意識する時間を作ってみませんか。
1. 四股の考え方で、股関節周りを優しく動かす
実際の力士のように足を高く上げる必要はありません。大切なのはバランスです。
① 肩幅より少し広く足を開いて、背筋をスッと伸ばします。
② ゆっくりと腰を落とし、膝と股関節が心地よく曲がるのを感じます。
③ 片方の足に体重を乗せ、もう片方の足をゆっくりと持ち上げます。ふらつかない範囲で、軸足でしっかり立つ感覚を味わいましょう。
④ 左右交互に数回繰り返します。身体の中心を意識するのがポイントです。
2. 深い呼吸で、身体の内側からリラックス
腹式呼吸は、身体の中心を意識し、心を落ち着かせるための簡単な方法です。
① 仰向けに寝て、両膝を軽く立てます。両手をお腹の上に置きましょう。
② 鼻からゆっくり息を吸い込み、手のひらの下のお腹が膨らむのを感じます。
③ 次に、口からゆっくり息を吐きながら、お腹がへこんでいくのを感じます。 これを10回ほど繰り返すと、身体の内側からじんわりと温まるような感覚が得られるかもしれません。
よくある質問

スポーツはするけれど、アスリートというほどでは…。
ご安心ください。「土台」を安定させるという考え方は、スポーツのためだけのものではありません。例えば、満員電車でよろけにくくなったり、一日をより快適に過ごしやすくなったりと、日常生活の質を高めることにも繋がります。
これで、すぐにゴルフが上手くなりますか?
これは、スコアアップを直接約束する魔法のテクニックではありません。しかし、身体の「土台」がしっかりしてくると、スイングが安定し、以前より疲れにくくなるなど、プレーを楽しむ上での変化を感じられる可能性はあります。
専門家に見てもらうのと、何が違うのですか?
ご自身で行うケアは、日々のコンディションを整える上で非常に大切です。一方、専門家は、一人ひとりの身体の動きの癖や、不調の背景にあるかもしれない身体全体のバランスなどを読み解きます。その上で、なぜ疲れやすいのか、どうすればもっと快適に動けるのかを一緒に考えていくという点が大きな違いです。
「趣味」を、生涯の「楽しみ」にするために

ゴルフという素晴らしい趣味を、この先何年も、何十年も心から楽しむために。必要なのは、最新のクラブや流行のスイング理論だけではないのかもしれません。力士が日々の稽古でそうするように、ご自身の身体という「土台」と静かに向き合い、その声に耳を傾けること。それが、上達への一番の近道であり、健康への投資となるはずです。
もし、ご自身の身体のことで気になる点や、なかなか改善しないお悩みがある場合は、一人で抱え込まず、信頼できる専門家にご相談ください。
健湧接骨院 院長 江本 直樹
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投稿者プロフィール

- 柔道整復師/登録販売者
- 「健湧接骨院」代表の江本直樹です。元・大相撲力士で四股名は「鷲の海」、出羽海部屋で鷲羽山関に師事しました。肩こり・腰痛・股関節痛の改善策やストレッチ法、季節に合わせた健康維持のコツを発信していきます!詳しいプロフィールはこちら⇒自己紹介