「肘のしびれが続いていて、このまま悪くなっていくのだろうか」と不安を感じている方がいます。
肘部管症候群と診断された方の一部は手術に至ることもありますが、早い段階で適切なアプローチをとることで、保存療法で変化が出るケースがあります。
この記事では、肘部管症候群の症状の特徴・原因・当院でのアプローチを解説します。
柔道整復師・江本直樹が解説いたします。
症状に不安を感じている方は、読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
肘部管症候群はなぜ起こるのか?

肘の内側には「肘部管」と呼ばれるトンネル状の通り道があり、そこを尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が通っています。
この尺骨神経が、肘の変形・腫瘤・外傷などさまざまな原因によって慢性的に圧迫されたり、引っ張られたりすることで肘部管症候群が起こります。
主な原因としては、神経を固定している靱帯やガングリオン(できもの)による圧迫、加齢による骨の変形、過去の肘の骨折・脱臼による変形などがあります。
また、デスクワークや運転など、肘を長時間曲げた姿勢が続くことも、神経への負担を積み重ねる要因になることがあります。
試しに、肘を深く曲げたまま1分ほど保ってみてください。
小指や薬指にしびれや違和感が出てくる方は、神経が圧迫されやすい状態になっている可能性があります。
なぜ肘部管症候群は治りにくいのか?

肘だけを診ていても、なかなか変化が出ないケースがあります。
肘部管の底には内側側副靱帯が走っており、この靱帯の構造上、肘の内側にはもともとストレスが集まりやすい特性があります。
肩の動きが硬くなっていたり、手首の使い方に無理があったりする状態が続くと、本来は腕全体で分散されるはずの負担が、この肘部管のあたりに集中してしまうことがあります。
試しに、腕を自然に下ろしたまま手首だけをゆっくり内側・外側に回してみてください。
肘の内側に引っかかりや違和感を感じる方は、手首から肘にかけての連動が硬くなっている可能性があります。
肘部管症候群という診断名がついていても、その背景に肩や手首の問題が重なっているケースがあります。
肘の症状が長引いている場合、原因が肘以外にある可能性も考えておく必要があります。
整形外科ではやらないこと、当院がやること

整形外科では、画像検査や神経伝導検査で肘部管の状態を正確に診断し、必要に応じて薬や手術で対応します。
肘そのものの状態を把握するうえで、欠かせない役割を担っています。
当院が取り組むのは、その周辺です。
肩の動きが硬くなっていないか?
手首の使い方に無理が生じていないか?
こうした全身のバランスを整えることで、肘部管にかかるストレスを軽減し、回復しやすい状態に近づけることを目指しています。
整形外科での診断・処置と、当院での全身調整を並行して進めることで、より早い回復につながることがあります。
当院の施術で変わること

施術後すぐに劇的な変化が出るものではありません。
時間をかけながら、少しずつ変化を実感される方が多いです。
当院でよく見られるのは、まず肩や手首の動きが出やすくなるという変化です。
腕全体が動かしやすくなったと感じる方がいます。
しびれそのものの変化には個人差がありますが、肩・手首・肘のバランスが整っていくにつれて、しびれの感じ方が変わってきたとおっしゃる方がいます。
神経の回復には時間がかかることがあります。
焦らず、身体の変化を少しずつ確認しながら進めていくことが大切だと考えています。
当院での施術の流れ
初めてご来院される方は、施術の内容や流れが気になることと思います。
当院では以下の流れで進めていきます。
問診

はじめに、症状がいつ頃から始まったか、どのような場面で悪化するかなど、丁寧にお伺いします。
肘だけでなく、肩・手首・全身のバランスも確認いたします。
検査・施術計画の説明

検査結果をもとに、症状の背景と施術の方針をわかりやすくご説明します。
ご納得いただいた上で、一緒に目標を設定いたします。
ニューボックス療法

当院で取り入れている特殊な微弱電流療法です。
専用の治療チップを用いて特定のツボを優しく刺激し、神経の流れを整え、緊張した筋肉の緩和をサポートします。
※参考情報
二重盲検臨床試験*1により、痛みの軽減や握力の回復などの有効性が確認されています。
*1 Finn Johannsen,MD et al. ;Arch Phys Med Rehabil Vo174, April 1993
※お身体の状態によって感じ方や変化には個人差があります。
整体施術

肩・手首・肘のアライメントを整え、腕全体にかかる負担を分散させるアプローチをとっています。
強い力は使わず、呼吸に合わせた穏やかな手技で全身のバランスを調整いたします。
施術後の説明とアドバイス

その日の状態に合わせたセルフケアをお伝えします。
日常の姿勢や肘・手首の使い方についてもアドバイスいたします。
よくあるご質問

整形外科に通いながら、当院にも来ることはできますか?
はい、可能です。
整形外科での診断・処置と並行して、当院での全身調整を受けられている方がいます。
それぞれの役割が異なりますので、併用していただくことに問題はありません。
Q: 施術は何回くらい必要ですか?
症状の程度や経過によって個人差があります。
神経症状は回復に時間がかかることがありますので、一定の期間を見ていただくことが多いです。
初回の施術後に、おおよその目安をご説明いたします。
仕事を休まずに通院できますか?
はい、可能です。
平日は20時まで、土曜日は18時まで対応しております。
お仕事帰りや土曜日にご来院される方もいます。
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なお、掲載されている体験談は、個人の感想であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
お気軽にご相談ください

肘のしびれや違和感が続いている場合、早めにお体の状態を確認されることをおすすめいたします。
当院では、肘だけでなく肩・手首・全身のバランスを整えるアプローチで、回復しやすい状態づくりをサポートいたします。
「このくらいの症状で行っていいのだろうか」と思われる方も、どうぞお気軽にご相談ください。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】

