坐骨神経痛は、お尻から脚にかけての痛みやしびれが続く症状です。
「ずっとこの痛みが続くのかと不安になってきた」
「いろいろ試してみたけれど、なかなか良くならない」
そのような状態が続いている方は、少なくありません。
痛みの出どころは脚やお尻に感じていても、原因は多くの場合、腰にあります。
さらにその根本には、足元から骨盤、腰へとつながる体のクセが関わっていることがあります。
このページでは、坐骨神経痛がなぜ起きるのか、なぜ長引くのか、そして当院がどのようにアプローチするかをお伝えします。
なぜ坐骨神経痛は起きるのか

坐骨神経痛の原因として、腰椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が知られています。
しかしその根本には、足から骨盤、腰椎へとつながる体の連鎖が関わっていることがあります。
つま先の向きが内側や外側にずれると、足の土台である距骨下関節にも歪みが生じます。
その影響は足だけにとどまらず、股関節の内旋・外旋へと波及し、結果として膝の内反・外反につながります。
こうした下半身の連鎖は、最終的に骨盤の回旋を引き起こします。
骨盤が回旋すると、その上にある腰椎にもひねりの力がかかります。
腰椎は前後の動きに適した構造をしており、回旋の動作には対応しにくい面があります。
そのため骨盤のひねりに無理につき合うかたちになり、腰椎周囲の筋肉が緊張します。
この緊張が続くと、腰椎から神経が出る通り道が狭くなります。
さらに、お尻の深部にある梨状筋の緊張が加わることで、坐骨神経が刺激されてしびれや痛みが起きます。
なぜ坐骨神経痛は治りにくいのか

坐骨神経痛が長引く理由は、痛みの性質が段階によって変わることにあります。
最初の数週間は、傷ついた組織の炎症による痛みが中心です。
この時期は痛みが強く出やすく、じっとしていてもズキズキとした感覚が続くことがあります。
炎症は体が自分を治そうとする反応であり、徐々に落ち着いていきます。
ただし回復の速さは年齢や体の状態によって個人差があります。
炎症が落ち着いても、痛みやしびれが続く場合があります。
長い間痛みが続くと、神経が痛みに対して敏感な状態になることがあります。
こうなると、もともとの炎症が治まっていても、少しの刺激で痛みを感じやすくなります。
「炎症が治まったのになぜまだ痛いのか」という状態は、これが理由のひとつです。
さらに、つま先から始まる体の連鎖が変わらない限り、神経への刺激は続きます。
動きのクセが残っている限り、症状は繰り返されやすくなります。
整形外科ではやらないこと、当院がやること
坐骨神経痛でまず受診するのは整形外科という方がほとんどです。
整形外科ではレントゲンやMRIで骨や椎間板の状態を確認し、必要に応じて投薬や注射で痛みを和らげます。
骨の状態を画像で確認できるのは整形外科にしかできないことです。
ただし画像には写らないものがあります。
たとえば、歩くときのつま先の向き、足の重心のかかり方、股関節や骨盤の動き方といった「体のクセ」は、レントゲンやMRIには写りません。
こうしたクセが積み重なって腰に負担をかけている場合、画像だけでは原因を見つけることができません。
当院では、足元から骨盤、腰にかけての動きを手で確認しながら評価します。
どこに負担がかかっているか、どんなクセが腰への負担につながっているかを一つひとつ確認していきます。
整形外科と当院は、役割が違います。
画像での確認や投薬は整形外科が担い、体のクセや動きの評価は当院が担う、という関係です。
すでに整形外科を受診されている方も、並行してご相談いただけます。
当院の施術で変わること
当院では、症状が出ている場所だけでなく、足元から骨盤、腰にかけての流れ全体を整えることを大切にしています。
つま先の向きや足の重心が整うと、股関節や骨盤への負担が変わります。
骨盤の回旋が落ち着いてくると、腰への無理なひねりが減り、神経への刺激が和らぎやすくなります。
施術を重ねる中で、しびれが少しずつ和らいでくることがあります。
その頃に「かえって痛みを感じるようになった」と感じる方がいます。
しかしこれは多くの場合、回復のサインです。
しびれていた神経の感覚が戻ってきたことで、痛みを感じる機能も戻ってきています。
しびれよりも痛みを感じる段階は、神経が正常な状態に近づいているプロセスのひとつと考えられます。
一度で劇的に変わるものではありませんが、体のクセを少しずつ整えていくことで、症状が出にくい体に近づいていきます。
当院で行う坐骨神経痛への施術
問診

いつ頃から、どのような症状が出ているか、日常生活でどんな場面に困っているかをお聞きします。
痛みやしびれの出る場所、タイミング、これまでの経緯なども確認します。
検査・施術計画の説明

足元から骨盤、腰にかけての動きを確認します。
つま先の向きや足の重心のかかり方、股関節・骨盤の動き方、腰の動きの範囲など、どこに負担がかかっているかを一つひとつ確認します。
ニューボックス療法

神奈川県では当院のみで実施している特殊な微弱電流療法です。
特殊な治療チップで特定のツボを刺激し、神経の通りを改善して痛みで強張ってしまっている体の緊張を緩和します。
※この治療器の効果について
二重盲検臨床試験*1により、痛みの軽減や握力の回復などの有効性が確認されています。
*1 Finn Johannsen,MD et al. ;Arch Phys Med Rehabil Vo174, April 1993
整体施術

健湧接骨院の整体は、ごく軽い力で呼吸に合わせ、筋肉のバランスを整えながら身体の歪みを取ります。
無理な力を使わない手技で体を正中線に沿わせ、シンメトリーな状態になるよう全身を調整します。
当院のアプローチは、評価で確認した負担のかかり方をもとに、足元から骨盤、腰にかけて手技で整えます。
症状が出ている場所だけでなく、体全体の連動を意識しながら施術します。
施術後の説明とアドバイス

施術後の体の変化(痛みや可動域の変化など)を確認します。
治療段階に合わせたセルフケアやエクササイズをご指導します。
ご希望の方には、セルフケア動画や施術前後の変化を記録した写真をお渡しします。
患者様からよくいただく質問
坐骨神経痛は自然に治りますか?
炎症による痛みは、時間とともに落ち着いていくことがあります。
ただし、つま先の向きや骨盤のクセといった体の連鎖が変わらない限り、神経への刺激は続きやすくなります。
痛みが一時的に和らいでも、同じ動きのクセが残っていると症状が繰り返されることがあります。
整形外科に通いながら施術を受けられますか?
はい、並行してお受けいただけます。
整形外科では骨や椎間板の状態を画像で確認し、投薬や注射で痛みを和らげます。
当院では体のクセや動きの評価を行います。
役割が異なりますので、両方を続けていただくことに問題はありません。
痛みが強い時期でも施術は受けられますか?
痛みの状態によります。
施術をお受けいただける場合は、体への負担が少ない範囲で進めます。
ただし、痛みが非常に強い場合や、発熱・排尿障害などの症状が伴う場合は、まず整形外科への受診をおすすめすることがあります。
気になる症状がある場合は、ご予約の前にお気軽にご相談ください。
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お気軽にご相談ください

坐骨神経痛は、痛みやしびれが長引くほど、体のクセが定着しやすくなります。気になることがあればお早めにご相談ください。
当院では、初回にしっかりとお体の状態を確認した上で、施術の方針をお伝えします。
「まず話だけ聞きたい」という方もお気軽にどうぞ。
【柔道整復師 江本直樹 監修】

