H30名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場していた横綱・白鵬(33=宮城野部屋)が、4日目から休場することになったのは覚えていますか?

11日に病院で診察を受け、「右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑いで2週間の安静を要する」との診断書を相撲協会に提出したそうです

負傷理由が支度部屋で足を滑らせて膝を痛めたとのこと

このように思ってもみない所で痛めることって多いです

接骨院に来る方も「何でこの程度で、痛めてしまうなんて…」と言われる方がよくいます

もう年なのかなと…ボヤいてしまいたくもなりますが、ちょっと待って下さい
年ではなくを身体の使い方が上手くいっていなくて目指すことが必要です

まずは膝の構造を再確認

大腿骨・脛骨・膝蓋骨と四頭筋や大腿二頭筋等から構成されています

関節の動きは蝶番の動きをします曲げたり、伸ばしたりといった動きのことです

膝を痛めやすい動作は…

この動きは左右や捻るといった動きが出来ないのです

そういった動きを強制してしまうと簡単に痛めてしまいます。

例えば…
着地した瞬間に膝が内側(ニーイン)に、はいっていると前十字靭帯断裂しやすい等です
バスケ等の何度も飛んだりする競技では特に注意が必要です

膝を守る為には

こうしたことが起こらないようにする為に…
股関節と足首がしっかりと動けていなければいけません

足首ではつま先の上げ下げはちゃんと出来ているか?
左右のグラつきはないか?

股関節では片脚立ちになった時にバランスを崩しやすくはないか?
足を上げた状態から色々な方向に動かしても問題はないか?等々

これらをチェックすることが大事になってきますがその前に関節や筋肉を痛めていないことが必要になってきますのでしっかりと確認をしなければいけません

痛めているかどうかの簡単なチェック

まず、手の甲と平を使います
次に、痛い所に手の甲を当てて他の場所との温度差をみます
最後、違いを感じるようであれば、RICE固定をしなければいけません

RICE固定ってよくわからないな…って思った時は接骨院か医療機関へ行ったほうが早いかもしれません

何故なら、動画で見て真似をしてもよいのですがそれでは必要な固定力が得られないかもしれません

痛めたばかりの時にしっかりと固定をすることが大事です
しかし、固定力のさじ加減が結構難しいのです

接骨院ではここが腕の見せ所かもしれません

時間がたっての固定では怪我が良くなろうとするサイクルが終わっていてイマイチな治り方をします

その上、関節が緩んだりと後々まで自分を苦しめることにも繋がりかねません

しかし、しっかりとした手当てをすることで未然に防げるようにしていくことが出来ます

ですから、相談はお早目がおススメにです

【監修 柔道整復師 江本直樹】

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