顎が痛い。口を開けるとカクカク音がする。
そんなとき、顎の周りをグイグイ揉んでいませんか?
「硬くなっているから、ほぐせば楽になるはず」
そう思う気持ちは分かります。でも、ちょっと待ってください。
その「良かれと思ってやっているマッサージ」が、実は顎関節症を悪化させている可能性があります。
この記事では、横浜市都筑区の健湧接骨院が、顎が痛いときにやってはいけないことと、正しい対処法について解説します。

院長からのメッセージ
柔道整復師
元力士「鷲の海」として、
私自身も怪我と治療院巡りに苦しみました。
だから、あなたの痛みが分かります。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
私が、あなたの「治療院巡りの最後」になります。
そのセルフマッサージ、逆効果です|痛い場所=悪い場所とは限らない

顎が痛いとき、多くの方がやってしまうのが「顎の周りを揉む」ことです。
硬くなっている筋肉をほぐせば楽になる。そう考えるのは自然なことです。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
痛い場所=悪い場所とは限らない
顎の筋肉が硬くなっているのには、理由があります。
「悪いから硬くなっている」のではなく、「硬くならざるを得ない状況にある」のかもしれません。
つまり、顎の筋肉は「あえて」硬くなっている可能性があるのです。
そんな状態のところを無理に揉むとどうなるか。
身体は「攻撃された」と感じて、さらに硬くなろうとします。揉めば揉むほど、筋肉は防御反応を起こし、症状が悪化していく。
これが「セルフマッサージの罠」です。
防御反応のメカニズム|顎が「踏ん張っている」理由

では、なぜ顎の筋肉は「あえて」硬くなっているのでしょうか。
全身のバランスを支えるために「踏ん張っている」
私たちの身体は、常にバランスを取ろうとしています。
たとえば、姿勢が崩れると、身体はどこかで補おうとします。
猫背になれば首が前に出る。
首が前に出れば、頭の重さを支えるために首や肩の筋肉が緊張する。
この連鎖は、顎にまで及びます。
首や肩が緊張すると、顎を動かす筋肉にも影響が出ます。
顎は、崩れた全身のバランスを最後の砦として支えようとしているのです。
顎は「被害者」かもしれない
顎が痛いからといって、顎が「悪い」わけではありません。
むしろ、顎は全身の歪みの「しわ寄せ」を受けている被害者かもしれないのです。
そんな顎を揉んでも、根本的な解決にはなりません。
原因が別の場所にある限り、顎は踏ん張り続けるしかないからです。
デスクワーカーに顎関節症が多い理由

横浜市都筑区周辺にお住まいの30代から50代の方々から、顎関節症のご相談を多くいただきます。
特に多いのが、デスクワークをされている方です。
なぜデスクワーカーに顎関節症が多いのでしょうか。
長時間の同じ姿勢
パソコンに向かっていると、知らず知らずのうちに姿勢が崩れます。
- 背中が丸くなる(猫背)
- 頭が前に出る(ストレートネック)
- 肩が内側に巻く(巻き肩)
この状態が続くと、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。
無意識の食いしばり
集中しているとき、無意識に歯を食いしばっていませんか?
ストレスや緊張があると、人は無意識に顎に力を入れます。
デスクワーク中、気づいたら歯を食いしばっていた…
という経験がある方は多いはずです。
姿勢の崩れ+食いしばり=顎への過負荷
姿勢が崩れた状態で食いしばりが続くと、顎の筋肉には大きな負担がかかります。
この状態で顎を揉んでも、姿勢が崩れたまま、食いしばりの癖が残ったままでは、また同じ状態に戻ってしまいます。
正しい対処法|揉むのではなく「緩める」

顎が痛いとき、やるべきことは「揉む」ことではありません。
揉むのではなく「緩める」
硬くなっている筋肉を無理にほぐそうとするのではなく、「硬くならなくてもいい状態」を作ることが大切です。
具体的には、以下のことを意識してみてください。
対処法1:姿勢を整える
顎に負担をかけている根本原因は、姿勢の崩れにあることが多いです。
- 座っているとき、背筋を伸ばすことを意識する
- パソコンの画面の高さを調整し、目線が下がりすぎないようにする
- 1時間に1回、立ち上がって伸びをする
姿勢が整うと、首や肩の緊張が和らぎ、結果として顎への負担も減ります。
対処法2:食いしばりに気づく
無意識の食いしばりに気づくことが、改善の第一歩です。
デスクに「歯を離す」と書いた付箋を貼っておく。
スマホのリマインダーをセットする。
こうした工夫で、食いしばりに気づく回数を増やしてみてください。
気づいたら、顎の力を抜いて、上下の歯を少し離す。これだけで、顎の筋肉は休まります。
対処法3:顎ではなく首・肩を温める
顎を直接温めるのではなく、首や肩を温めてみてください。
首や肩の緊張が和らぐと、顎への連鎖的な負担も軽減されます。
ホットタオルを首の後ろに当てる、入浴時に肩までしっかり浸かる。
こうした習慣が、顎の緊張を間接的に緩めてくれます。
やってはいけないこと(まとめ)
- 顎の周りをグイグイ揉む
- 口を大きく開け閉めして「ストレッチ」しようとする
- 痛みを我慢して硬いものを噛む
これらは、すべて顎関節症を悪化させる可能性があります。
当院のアプローチ|顎に触れずに顎を楽にする

横浜市都筑区・仲町台の健湧接骨院では、顎関節症のご相談であっても、顎だけを見ることはしません。
顎に触れずに顎を楽にする
顎の症状は、全身のバランスの崩れが原因になっていることが多いです。
当院では、首、肩、背中、骨盤…全身の状態を確認し、顎に負担をかけている根本原因を探します。
患者様の声
先日、「口を開けると顎がカクカク鳴る」というお悩みでご来院された患者様がいらっしゃいました。
お身体を確認すると、顎の筋肉はもちろん硬くなっていましたが、それ以上に首と肩甲骨周りの緊張が強い状態でした。
首と肩甲骨周りを中心に施術を行ったところ、施術後には「顎を動かしても引っかかる感じがなくなった」とおっしゃっていました。
顎には直接触れていないのに、顎の症状が改善したのです。
※症状や経過には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
施術内容
- 柔道整復術: 関節の動きを確認しながら、身体のバランスを整えます
- 微弱電流療法: 深部の血流を促し、回復をサポートします
- 生活指導: 姿勢の改善方法、食いしばりへの対処法をお伝えします
よくある質問

顎が痛いとき、冷やすのと温めるのはどちらがいいですか?
急に痛くなった場合や、熱を持っている感じがある場合は冷やす方が良いこともあります。
慢性的な痛みや、筋肉の緊張が原因の場合は、温める方が楽になることが多いです。
ただし、顎を直接温めるより、首や肩を温める方が効果的な場合があります。
口を大きく開ける練習をした方がいいですか?
痛みがある状態で無理に大きく開けようとするのは、おすすめしません。
筋肉や関節に負担をかけ、悪化させる可能性があります。
まずは痛みの原因を特定し、適切な対処をすることが先です。
歯医者さんでマウスピースを作ったのですが、あまり変わりません。
マウスピースは、歯や顎関節への直接的な負担を軽減するためのものです。
しかし、姿勢の崩れや全身の緊張が原因の場合、マウスピースだけでは根本的な改善にならないことがあります。
身体全体のバランスを整えることで、マウスピースの効果も高まることが期待できます。
まとめ

顎が痛いとき、顎を揉みたくなる気持ちは分かります。
でも、その「良かれと思ってやっているマッサージ」が、実は症状を悪化させているかもしれません。
顎の筋肉は、全身のバランスを支えるために「踏ん張っている」状態かもしれない。そんな顎を無理に揉んでも、根本的な解決にはなりません。
大切なのは、揉むことではなく「緩める」こと。
- 姿勢を整える
- 食いしばりに気づく
- 首・肩を温める
これらを意識するだけでも、顎への負担は変わってきます。
「それでも良くならない」「顎だけでなく首や肩も辛い」という方は、一度ご相談ください。
横浜市都筑区・仲町台の健湧接骨院で、全身の状態を確認しながら、あなたに合ったケアをご提案します。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
その他の記事
健湧接骨院・公式LINE
ご不明な点がありましたら、こちらからお問い合わせください。
↓ ↓





