腰椎椎間板ヘルニアの原因として、加齢や椎間板の変性が知られています。
しかしその根本には、日常的な姿勢のクセが椎間板への負担を積み重ねていることがあります。
椎間板は腰の骨と骨の間でクッションの役割を果たしています。
猫背のように腰が丸まった姿勢が続くと、椎間板の前側に圧力がかかり、中の髄核が後方へ押し出されやすくなります。
この状態が繰り返されることで、椎間板の外側の膜に亀裂が生じ、髄核が飛び出して神経を刺激します。
また、この姿勢のクセはさらに下から始まることがあります。
つま先の向きや足の重心のかかり方が変わると、股関節の動き方に影響し、骨盤が前に傾きやすくなります。
骨盤が前傾すると腰椎の前弯が強くなり、椎間板への負担が増します。
この連鎖が積み重なることで、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。
症状がお尻から脚にかけて出る場合は坐骨神経痛と呼ばれますが、太ももの前側に出る場合など、症状が出る場所は刺激を受けた神経によって変わります。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、
私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
なぜ腰椎椎間板ヘルニアは起きるのか

腰椎椎間板ヘルニアの原因として、加齢や椎間板の変性が知られています。
しかしその根本には、日常的な姿勢のクセが椎間板への負担を積み重ねていることがあります。
椎間板は腰の骨と骨の間でクッションの役割を果たしています。
猫背のように腰が丸まった姿勢が続くと、椎間板の前側に圧力がかかり、中の髄核が後方へ押し出されやすくなります。
この状態が繰り返されることで、椎間板の外側の膜に亀裂が生じやすくなり、髄核が飛び出して神経を刺激することがあります。
また、足元からの連鎖が関わっているパターンもあります。
つま先の向きや足の重心のかかり方が変わると、股関節の動き方に影響し、骨盤が前に傾きやすくなります。
骨盤が前傾すると腰椎の前弯が強くなり、椎間板の後方への負担が増します。
猫背とは姿勢の形は異なりますが、どちらも椎間板への負担が積み重なるという点では共通しています。
症状がお尻から脚にかけて出る場合は坐骨神経痛と呼ばれますが、太ももの前側に出る場合など、症状が出る場所は刺激を受けた神経によって変わります。
なぜ腰椎椎間板ヘルニアは治りにくいのか

腰椎椎間板ヘルニアが長引く理由は、痛みの性質が段階によって変わることにあります。
最初の数週間は、飛び出した椎間板による炎症が中心です。
この時期は痛みが強く出やすく、じっとしていてもズキズキとした感覚が続くことがあります。
炎症は体が自分を治そうとする反応であり、徐々に落ち着いていきます。
ただし回復の速さは年齢や体の状態によって個人差があります。
炎症が落ち着いても、痛みやしびれが続く場合があります。
長い間痛みが続くと、神経が痛みに対して敏感な状態になることがあります。
こうなると、もともとの炎症が治まっていても、少しの刺激で痛みやしびれを感じやすくなります。
さらに、姿勢のクセや体の連鎖が変わらない限り、椎間板への負担は続きます。
この連鎖を整えることが、症状を繰り返さないために重要です。
整形外科ではやらないこと、当院がやること

腰椎椎間板ヘルニアでまず受診するのは整形外科という方がほとんどです。
整形外科ではレントゲンやMRIで椎間板の状態を確認し、必要に応じて投薬や注射で痛みを和らげます。
骨や椎間板の状態を画像で確認できるのは整形外科にしかできないことです。
ただし画像には写らないものがあります。
たとえば、骨盤の傾き、腰椎周囲の筋肉の緊張パターン、日常的な姿勢のクセといったものは、レントゲンやMRIには写りません。
こうしたクセが積み重なって椎間板への負担につながっている場合、画像だけでは原因を見つけることができません。
当院では、まず骨盤の前傾を確認します。
骨盤の傾きを修正したときに腰椎周囲の筋肉の緊張が緩むかどうかを手で確認しながら、どこに負担がかかっているかを評価していきます。
整形外科と当院は、役割が違います。
画像での確認や投薬は整形外科が担い、姿勢のクセや体の連鎖の評価は当院が担う、という関係です。
すでに整形外科を受診されている方も、並行してご相談いただけます。
当院の施術で変わること

当院では、症状が出ている場所だけでなく、骨盤の傾きや姿勢のクセといった体全体の流れを整えることを大切にしています。
骨盤の前傾が落ち着いてくると、腰椎周囲の筋肉の緊張が和らぎ、椎間板への負担が減りやすくなります。足元からの連鎖を整えることで、同じ負担が繰り返されにくい状態に近づいていきます。
施術を重ねる中で、しびれが少しずつ和らいでくることがあります。
その頃に「かえって痛みを感じるようになった」と感じる方がいます。
しかしこれは多くの場合、回復のサインです。
しびれていた神経の感覚が戻ってきたことで、痛みを感じる機能も戻ってきています。しびれよりも痛みを感じる段階は、神経が正常な状態に近づいているプロセスのひとつと考えられます。
一度で劇的に変わるものではありませんが、体のクセを少しずつ整えていくことで、症状が出にくい状態に近づいていきます。
施術の流れ
問診・お悩みの確認

いつ頃から、どのような症状が出ているか、日常生活でどんな場面に困っているかをお聞きします。
痛みやしびれの出る場所、タイミング、これまでの経緯なども確認します。
検査・施術計画の説明

骨盤の傾きを確認するところから始めます。
骨盤の前傾を修正したときに腰椎周囲の筋肉の緊張が緩むかどうかを手で確認しながら、どこに負担がかかっているかを一つひとつ評価していきます。
ニューボックス療法

神奈川県内でも数少ない特殊な微弱電流療法。
特殊な治療チップで特定のツボを刺激し、神経の通りを改善して痛みで強張ってしまっている体の緊張を緩和します。
※この治療器の効果について
二重盲検臨床試験*1により、痛みの軽減や握力の回復などの有効性が確認されています。
*1 Finn Johannsen,MD et al. ;Arch Phys Med Rehabil Vo174, April 1993
整体施術

検査で確認した体の連鎖をもとに、足元から骨盤、腰にかけて手技で整えます。
症状が出ている場所だけでなく、体全体の連動を意識しながら施術します。
施術後の説明とアドバイス

施術後の体の変化をお伝えします。
日常生活で気をつけていただきたいこと、セルフケアの方法なども合わせてお伝えします。
ご希望の方には、セルフケア動画や施術前後の変化を記録した写真をお渡しします。
患者様の声
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※当院は、法令に基づく守秘義務を遵守し、患者様の個人情報を厳重に管理しています。
ホームページに掲載している体験談は、公開への同意をいただいた方の自由な記載のみを掲載しています。
なお、掲載されている体験談は、個人の感想であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
ヘルニアに関する、よくあるご質問(FAQ)

手術は必要ですか?
日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会の診療ガイドライン(2021年版)では、症候性腰椎椎間板ヘルニアの60%以上で画像上の自然退縮が認められるとされています。保存療法で改善するケースが多く、手術が適応となるのは保存療法で改善しない場合や、下肢の運動麻痺などがみられる場合とされています。診断を受けたからといって、すぐに手術が必要というわけではありません。
どんな運動をしたら良いですか?
腰椎椎間板ヘルニアの場合、腰の自然なカーブを保つ方向のエクササイズが有効とされています。代表的なものとして、仰向けに寝た状態で腰の下に手を入れて腰椎の前弯を意識するエクササイズがあります。ただし症状の状態によって適した運動は変わりますので、当院で状態を確認した上でお伝えします。
安静にした方が良いですか?
しびれの出方によって変わります。神経の炎症が強い時期は、安静にすることで神経への刺激を減らすことができます。ただし長期間の完全な安静は筋力低下につながることがあります。症状の状態に合わせた対応が必要ですので、ご相談ください。
お気軽にご相談ください

腰椎椎間板ヘルニアは、痛みやしびれが長引くほど、神経が敏感な状態になりやすくなります。
気になることがあればお早めにご相談ください。
当院では、初回にしっかりとお体の状態を確認した上で、施術の方針をお伝えします。
「まず話だけ聞きたい」という方もお気軽にどうぞ。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】

