肩をどこかにぶつけたわけでもないのに、腕を上げようとすると肩の奥のほうにじわっとした痛みが走る。
そんな違和感を抱えている方がいます。
「特にきっかけは思い当たらないのに、手を動かすと肩の奥が痛みます」
「肩を回してみても重さが抜けず、原因がはっきりしません」
このように感じる方は少なくありません。
この記事では、肩関節そのものに損傷がない場合でも肩の奥に痛みが出る理由について解説します。
心当たりのある方は、続きを読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、ぜひ一度、ご相談ください。
なぜ肩をぶつけていないのに、肩の奥がじわじわ痛むのか?

肩関節そのものに損傷がなくても、肩の奥に痛みが出ることがあります。
原因は、肩を直接ぶつけたことではなく、腕を上方に構えたり体の前で使い続けたりする動作の積み重ねにあることが多いです。
デスクワークでのマウス操作や、荷物を抱える動作、育児での抱っこなどが続くと、二の腕の力こぶ側の筋肉(上腕二頭筋)や首まわりの筋肉が緊張したまま固まってしまうことがあります。
固まった筋肉のそばには神経が通っています。
筋肉の緊張が神経を圧迫すると、腕を動かした瞬間に、肩の表面ではなく奥のほうへ痛みが響くことがあります。
痛みが出ている場所と、痛みの原因になっている場所が違うというのは、よくあることです。
肩を回しても重さが取れないのは、どこに原因があるのか?

肩そのものを回したりほぐしたりしても、奥の重さが取れにくい場合は、肩甲骨まわりのバランスに原因があることがあります。
背中や腰にねじれがあると、そのねじれを補おうとして肩甲骨のまわりに余計な引っ張りがかかることがあります。
肩を支えている筋肉が常に緊張した状態になり、腕を上げるたびに奥のほうで重さや違和感として現れるケースがあります。
肩だけを見ていても、この引っ張りの原因までは見えてきません。
試しに、両腕を体の横に下ろしてだらんと力を抜いてみてください。
左右で腕の重さの感じ方に違いはありませんか?
違いを感じる方は、肩よりも体幹側のバランスが影響している可能性があります。
よくある経過のパターン

ケース1:デスクワーク中心で、肩そのものはあまり痛くない方
このようなケースでは、マウス操作を続ける腕の緊張が首まわりに波及し、肩の奥の違和感として感じられていることがあります。
腕側の緊張を緩めることで、肩を動かしたときの重さが軽くなると感じる方がいます。
ケース2:育児や荷物の持ち運びで腕を使う機会が多い方
このようなケースでは、腕を体の前で使い続ける動作の積み重ねにより、上腕二頭筋の緊張が続いていることがあります。
腕と体幹のバランスを整えることで、腕を上げたときの引っかかりが和らぐと感じる方がいます。
よくあるご質問

肩の石灰沈着による痛みと、どう違うのですか?
石灰沈着による痛みは、多くの場合、腕を動かした際に鋭い痛みが突然出るのが特徴です。
今回ご紹介したような、じわじわとした奥の重さや違和感が続くタイプとは経過が異なることがあります。
気になる場合は、画像診断を含めた確認が必要になることもあります。
湿布や安静にしていれば自然に良くなりますか?
安静にすることで一時的に楽になる方もいますが、腕や首まわりの緊張そのものが残っていると、動かし始めたときに同じ違和感が戻ってくるケースがあります。
どのくらい通えば変化を感じられますか?
症状の経過には個人差があります。
緊張が続いていた期間が長いほど、変化を感じるまでに時間がかかる傾向があります。
まとめ・ご予約のご案内

肩の奥のじわじわとした痛みは、肩そのものではなく、腕や首まわりの緊張が原因になっていることがあります。
原因の場所と痛みの場所が違うことがあること、肩甲骨まわりのバランスが影響することがあること、この2点を押さえておくと、ご自身の状態を見直すきっかけになります。
より詳しい原因や施術の流れについては、別ページもあわせてご覧ください。
仲町台・都筑区で肩の違和感にお悩みの方は、ご相談ください。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】





