「お孫さんに会いにいきたい」「趣味の集まりに出かけたい」など、年齢を重ねても、ご自身の足で好きな場所へ出かけたいという気持ちをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

しかし、歩くと生じる腰の痛みや、長距離を歩くことへの不安から、外出そのものをためらってしまうケースも少なくありません。

特に日差しが強くなる季節は、熱中症への懸念も高まります。

この記事では、横浜市やその近郊にお住まいのシニア世代の方々が、再び安心して外出を楽しめるようになるための体づくりと、日常生活での工夫について、専門的な視点から分かりやすく解説します。

ご自身の身体と向き合い、健やかな毎日を送るための一助となれば幸いです。

出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。

痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。

こんなお悩み、ありませんか?

ご自身のことにせよ、ご家族のことにせよ、このような不安を感じたことはないでしょうか。

  • 少し歩いただけですぐに腰が痛くなり、立ち止まってしまう。
  • 杖や歩行器を使うことに抵抗がある、または使い方が合っているか不安。
  • 夏の暑い日に外出すると、すぐに疲れてしまい、体調を崩さないか心配。
  • 旅行に行きたい気持ちはあるが、移動中や宿泊先で身体が耐えられるか自信がない。
  • 年々、思うように身体が動かなくなり、外出の機会が減ってしまった。

一つでも当てはまる方は、ぜひこの先の情報をご覧ください。
身体への負担を減らし、活動的な生活を送るためのヒントが見つかるかもしれません。

歩くと腰が痛む…夏の外出と熱中症対策の工夫

高齢になると、若い頃に比べて筋力や骨密度が変化し、身体を支える力が弱まる傾向にあります。
特に、お腹周りの深層筋(体幹)が弱くなると、歩行時の衝撃をうまく吸収できず、腰の関節や筋肉に直接的な負担がかかりやすくなります。

これが、歩行時の腰痛の一因と考えられています。

このような状態で夏の屋外活動に臨むには、腰への配慮だけでなく、熱中症への厳重な対策が不可欠です。

高齢の方は体温調節機能が低下しやすく、のどの渇きを感じにくくなるため、ご自身でも気づかないうちに脱水症状に陥る危険性があります。

【安心して外出するための工夫】

  • 時間帯を選ぶ:
    日中の最も気温が高い時間帯(午前10時~午後2時頃)の外出は避け、比較的涼しい早朝や夕方に活動を計画しましょう。
  • こまめな水分補給:
    のどが渇いていなくても、1時間に1回はコップ一杯程度の水分(水やお茶、経口補水液など)を摂ることを心がけてください。
  • 休憩場所の確保:
    事前にルートを考え、無理のない距離にベンチやカフェ、公共施設などの休憩できる場所
    があるかを確認しておくと安心です。
    5分でも座って休むことで、腰への負担は大きく軽減されます。
  • 服装の工夫: 吸湿性・速乾性に優れた素材の服を選び、直射日光を避けるための帽子や日傘を活用しましょう。首元を冷やすネッククーラーなども有効です。

杖や歩行補助具を上手に活用するポイント

杖やシルバーカー、車椅子などの歩行補助具は、決して「できなくなったこと」の象徴ではありません。
これらは、あなたの行動範囲を広げ、安全を確保し、自立した生活を支えるための非常に有効な「パートナー」です。

ただし、ご自身の身体に合わないものを使ったり、誤った使い方をしたりすると、かえって身体のバランスを崩し、別の部位に痛みを生じさせる可能性もあります。

【補助具を使う際の注意点】

  • 杖の高さ: 杖は、軽く肘を曲げた状態(約30度)で持てる高さが一般的です。高さが合っていないと、肩や手首に余計な負担がかかります。
    また、基本的には「痛い足や不安定な足と反対側の手」で持つことで、身体のバランスが取りやすくなります。
  • 接地面の確認: 杖の先端のゴムは、すり減ると滑りやすくなり大変危険です。
    定期的に点検し、必要であれば交換しましょう。
  • 周囲への配慮と安全確認: 歩行器や車椅子を使う際は、段差や坂道、人混みで特に注意が必要です。焦らず、ご自身のペースで安全を最優先に移動してください。

これらの補助具を選ぶ際は、専門家のいる福祉用具店や、かかりつけの専門家などに相談し、ご自身の身体状況や生活環境に最適なものを選ぶことが重要です。

旅行先の環境が身体に与える影響と対策

旅行は大きな楽しみの一つですが、普段と違う環境は身体にとって負担となることもあります。長時間同じ姿勢での移動や、慣れない寝具は、腰痛や関節痛を悪化させる要因となり得ます。

【旅行を快適にするためのヒント】

  • 移動中のケア:
    1時間に1回は少し身体を動かしましょう。
    車であればサービスエリアで休憩し、軽いストレッチを。
    電車や飛行機なら、足首を回したり、かかとを上げ下げしたりするだけでも血行が促されます。
  • 宿泊先での工夫: 予約時に、ベッドの硬さや、エレベーターからの距離、
    浴室に手すりがあるかなどを確認しておくと安心です。
    使い慣れた枕や、腰を支えるクッションを持参するのも良い方法です。
  • 無理のないスケジュール: 旅先ではつい活動的になりがちですが、予定を詰め込みすぎず、日中に休息時間を設けるなど、ゆとりのある計画を立てることが、旅行を最後まで楽しむための秘訣です。

不調が続くときに考えたい、身体のメンテナンス

セルフケアや工夫をしても、腰の痛みや歩行のつらさが改善しない場合、それを「歳のせい」と諦めてしまう必要はありません。

身体の状態を正しく評価し、適切なメンテナンスを行うことで、機能の維持や改善が期待できるケースは多くあります。

大切なのは、ご自身の身体の状態を客観的に把握し、一人で悩まずに専門家へ相談することです。

信頼できる専門家は、あなたの日常生活の様子や不安な点に耳を傾け、なぜ痛みが生じているのか、身体のバランスがどうなっているのかを丁寧に説明してくれます。

そして、一人ひとりの状態に合わせた、無理のない施術計画や生活習慣のアドバイスを通じて、あなたが再び安心して外出できるよう、二人三脚でサポートしてくれるでしょう。

特定の施術方法に固執するのではなく、日々のコンディションを整え、身体が本来持つ機能を穏やかに引き出すようなアプローチが、シニア世代の体づくりには特に重要と考えられています。

まとめ

今回は、高齢の方や歩行に不安を抱える方が、安心して外出するための体づくりと具体的な工夫について解説しました。

  • 歩行時の腰痛は、身体を支える力の低下が関係している可能性がある。
  • 夏の外出は、熱中症対策として水分補給や服装、時間帯の工夫が不可欠。
  • 杖などの補助具は、正しく選び、安全に使うことで行動範囲を広げる味方になる。
  • 旅行などの非日常的な活動では、事前の準備と無理のない計画が身体の負担を減らす。

年齢を重ねることは、身体に様々な変化をもたらしますが、適切な知識とケアによって、健やかで活動的な生活を維持することは十分に可能です。

もし、この記事を読んでも解決しない痛みやつらい症状が続く場合は、我慢せずに、かかりつけの医療機関や身体の専門家にご相談ください。

【柔道整復師 江本直樹 監修】

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