昨日まで腕を動かすと肩甲骨のあたりがズキッと痛んでいたのに、今日はなぜか軽くなっている。
そんな経験はないでしょうか?
「肩を動かした時に、肩甲骨の奥が一瞬外れたような違和感があった」
「痛みは軽くなったけれど、また同じことが起きそうで不安」
そんな戸惑いを感じている方は少なくありません。
この記事では、肩甲骨の痛みが翌日に和らぐ理由と、繰り返さないために知っておきたい体の関係について、柔道整復師 江本直樹が解説します。
心当たりのある方は、読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、ぜひ一度、ご相談ください。
なぜ肩甲骨がピキッと痛むのか

肩甲骨のピキッとした痛みには、首の骨(頸椎)で一時的に神経が圧迫される、軽い寝違いに近い状態が関係していることがあります。
背中の片側やお尻の筋肉に強い張りがあると、寝ている間などに首を不自然にひねりやすくなります。
このひねりによって神経が一時的に刺激され、離れた場所である肩甲骨にピキッとした痛みや違和感として現れることがあります。
痛む場所が肩甲骨であっても、実際に負担がかかっているのは首であるケースは珍しくありません。
痛みが軽くなっても繰り返す理由

翌日に痛みが軽くなるのは、神経への一時的な圧迫が解けるためです。
ただし、それだけでは終わりません。
一時的な圧迫のきっかけとなった、体の左右のアンバランスそのものは残ったままになっていることがあります。
左右差が残っている限り、同じような姿勢や寝方をきっかけに、また神経が刺激されやすい状態が続きます。
「痛みが引いたから治った」と考えてしまいがちですが、痛みが引くことと、原因が整っていることは別の話なのです。
当院で行っていること

当院では、痛む肩甲骨そのものだけでなく、首の歪みや、それを引き起こしている背中・足首・お尻の左右差を確認しながら整えています。
特に鎖骨まわりの緊張を緩めることで、肩を前方に引き込んでいた神経の過緊張が解け、丸まっていた背中が伸びやすくなり、肩甲骨にかかる負担が和らぐケースがあります。
ご自身でできることとしては、睡眠時の枕の高さを見直すことがあります。
高すぎたり低すぎたりする枕は、寝ている間の首のひねりにつながりやすいため、仰向けに寝たときにやや顎引いて寝て首の後ろを伸ばすことを目安にすると良いといわれています。
よくある経過のパターン

ケース1 デスクワークが続いていた方です。
ある朝、腕を上げると肩甲骨の奥にピキッとした痛みが出ました。
翌日には軽くなったものの、その後も同じような痛みを繰り返していました。
首の歪みと、片側に偏っていたお尻の張りを合わせて整えていくにつれて、痛みの起こる頻度が減っていったケースです。
ケース2 特に思い当たる動作がないまま、肩甲骨の奥に違和感を覚えた方です。
足首の硬さが左右で異なっており、立ち方に偏りがありました。
足首の動きを整えたところ、肩甲骨まわりの違和感とあわせて、首の詰まった感じも軽くなったケースです。
Q&A

痛みが翌日には軽くなるので、そのまま様子を見ても大丈夫でしょうか。
一時的な圧迫が解けて痛みが軽くなっていても、原因となっている左右のアンバランスが残っていると、繰り返し起こりやすい状態です。
しびれや、腕・手への痛みを伴う場合、数日以上続く場合は、当院にご相談いただくか、医療機関の受診をご検討ください。
肩甲骨が痛いのに、なぜ首や足首を見るのですか。
痛みが出ている場所と、負担がかかっている場所が違うことがあるためです。
首の歪みや足首の硬さが、離れた肩甲骨の痛みにつながっているケースがあります。
まとめ

肩甲骨のピキッとした痛みは、その日限りのものに見えても、体の左右差が残ったサインであることがあります。
繰り返しが気になる方は、一度当院にご相談ください。
仲町台・都筑区で、立ち上がりの肩甲骨の痛みでお悩みの方は、どうぞご相談ください。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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