ふとした瞬間に、ピリッと走る膝の痛み。 「もう大丈夫」と自分に言い聞かせたはずなのに、階段の上り下りや、ちょっと踏ん張った時に不安がよぎる。
そんな、すっきりしない毎日を過ごしていませんか?
痛みの原因は、実は膝そのものではなく、思いもよらない場所からのサインかもしれません。 このページでは、なぜあなたの膝がSOSを出し続けているのか、その本当の理由を一緒に探していきたいと思います。

江本直樹 元力士・柔道整復師
出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。
痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。
「もう、このままなんだろうか…」ご相談者様の不安

「5日前に、庭仕事でぐっと力を入れた時、膝に電気が走ったんです」
そうお話しくださったのは、長年、家事やパートを頑張ってこられた女性の方でした。 数日休んだら強い痛みは引いたものの、以前のような軽やかさは戻ってこない。
「年のせいかな、とも思うんです。でも、またあの痛みが来たらと思うと、好きな散歩も怖くなってしまって…」
消えない違えぬ感覚と、再発への恐れ。 そのお気持ち、痛いほどよくわかります。
その不安の正体は、一体どこから来ているのでしょうか?
身体の声に、じっくりと耳を傾けてみましょう。
膝は悪くない?身体全体のチームプレーの乱れ

まず、膝だけでなく、椅子からの立ち上がり方や歩き方、呼吸の様子まで、身体全体の使い方を丁寧に見させていただきます。
すると、いくつかの大切なサインが見えてきました。
- 股関節の動きが、少し窮屈そうにしていること。
- 呼吸が浅く、肩周りに力が入りがちなこと。
- 結果として、膝が本来の役割以上に頑張りすぎてしまっていること。
身体は、たくさんのパーツが協力しあう一つのチームのようなものです。
例えば、チームの要である股関節が本来の動きをサボってしまうと、そのしわ寄せが隣の膝に集中してしまいます。
膝は「本当は僕の仕事じゃないのに!」と悲鳴をあげている状態なのです。
さらに、呼吸が浅いと、上半身という”重り”をうまく支えられません。
その衝撃は、歩くたびにダイレクトに膝へと伝わってしまいます。
あなたの膝の違和感は、膝からの悲鳴であると同時に、身体全体のチームプレーがうまくいっていないことを知らせる、重要なメッセージだったのです。
【本日のアプローチ】頑張りすぎの膝を、チームの一員に戻すために

これから何をするのか、なぜそれが必要なのか。 ご自身の身体で起きていることをご理解いただき、納得していただいた上で、施術を始めます。
ステップ①:まずは「土台」の準備から
頑張りすぎてカチコチになった膝周り、太もも、お尻の筋肉。
まずは、この緊張を「お疲れさま」と声をかけるように、ゆっくりと解きほぐしていきます。
膝がリラックスできる環境を、丁寧に整えていく時間です。
ステップ②:関節の”対話”を取り戻す
次に、本来の動きを忘れてしまった股関節に、そっと語りかけるようにアプローチします。
バキバキするような強い刺激ではなく、「こっちだよ」と優しく動きをガイドするような、とても繊細な調整です。
膝と股関節がスムーズに対話できるよう、関係性を再構築していきます。
ステップ③:深く、大きな呼吸を取り戻す
最後に、身体の”エンジン”とも言える呼吸にアプローチします。
硬くなった胸郭(呼吸の器)を広げ、空気が身体の隅々まで行き渡る感覚を取り戻していきます。
深く安定した呼吸は、身体全体の安定感に繋がり、膝への負担を軽くしてくれる大切な要素です。
【施術後の風景】「あれ、なんだか身体が軽いかも」

すべての施術が終わり、ゆっくりと立ち上がったご相談者様。
恐る恐る、膝を曲げたり伸ばしたり。
「……あ、あれ?さっきまでの怖さが、なんだか薄れている気がします」
眉間に寄っていたシワが、すっと和らいだ瞬間でした。 痛みそのものだけでなく、痛みへの”恐怖心”が少し軽くなったご様子。
「息を吸うのが、こんなに気持ちいいなんて知らなかったです」
ご自身の身体が持っている、心地よい感覚。
それを思い出していただけたことが、何よりの変化だったかもしれません。
あなたの身体は、もっと良くなりたがっている

強い痛みが引いた「今」だからこそ、根本から身体と向き合う絶好の機会です。
その場しのぎではない、本当の原因に目を向けてみませんか?
私は元力士として、常に自身の身体と対話し、その声を聞くことの重要性を痛感してきました 。
あなたの身体も、あなたにもっと健やかになってほしいと、サインを送り続けているはずです。
もしあなたが、ご自身の身体の可能性を信じ、もう一度、軽やかな毎日を取り戻したいと本気で願うなら。
ぜひ一度、健湧接骨院 にご相談ください。
院長である私、江本直樹が、最初から最後まで責任を持って、あなたの身体と真剣に向き合うことをお約束します 。
次の一歩を、一緒に踏み出しましょう。
投稿者プロフィール

- 柔道整復師/登録販売者
- 「健湧接骨院」代表の江本直樹です。元・大相撲力士で四股名は「鷲の海」、出羽海部屋で鷲羽山関に師事しました。肩こり・腰痛・股関節痛の改善策やストレッチ法、季節に合わせた健康維持のコツを発信していきます!詳しいプロフィールはこちら⇒自己紹介
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