座ると腰痛がひどくなり、立つと少し楽になる…」 そんな経験はありませんか?

デスクワークや長時間の運転で悪化するその痛み、実は見落としがちな「骨盤の後傾」が原因かもしれません。
放置してしまうと、冬場に「あっ」と驚くような、ぎっくり腰を引き起こすリスクも潜んでいます。

この記事では、元力士の柔道整復師として、以下の点を詳しく解説します。

  • なぜ「座る」とあなたの腰痛が悪化するのか?
  • コルセットが逆効果になる危険な使い方
  • 今すぐできる股関節ケアと呼吸法

あなたの慢性的な腰痛を、根本から見直すヒントをお伝えします。


元力士「鷲の海」として、
私自身も怪我と治療院巡りに苦しみました。

だから、あなたの痛みが分かります。

「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。

私が、あなたの「治療院巡りの最後」になります。


なぜ座ると腰痛が悪化?見落としがちな「骨盤後傾」のメカニズム

腰痛になる座り方と正しい座り方

「座る=楽」と思っていませんか? 実は、悪い姿勢での座位は、立っている時の約1.8倍もの負担が腰にかかると言われています。(※権威ある外部サイトへのリンクを推奨)

特にデスクワークで多いのが「骨盤後傾(こつばんこうけい)」という状態です。これは、骨盤が後ろにダラリと倒れ、背中全体が丸まってしまう「悪い座り方」の代表格です。

骨盤が後傾すると、腰の骨(腰椎)は本来のS字カーブを失い、Cの字に丸まります。この時、背中から腰にかけての筋肉(脊柱起立筋など)は、まるでゴムをパンパンに引き伸ばし続けるかのように、過度な緊張を強いられます。

さらに、股関節の柔軟性が低いと、骨盤はますます後ろに倒れやすくなります。 これが、「座っている間ずっと腰が重い」「立つと少しマシになる」という症状の大きな原因です。

コルセットの“つけっぱなしNG”な理由と、本当に使うべき「3つの時間帯」

コルセットを付けている男性

腰が痛いと、サポート力のあるコルセットに頼りたくなります。
しかし、その使い方を間違えると、かえって腰痛を悪化させる「わな」になりかねません。

最も危険なのは「一日中つけっぱなし」にすることです。

なぜNGなのでしょうか?

  • 理由1:体幹の筋力低下
    コルセットが筋肉の代わりをすべて果たしてしまうため、お腹周りの「天然のコルセット」であるインナーマッスルが急速に衰えてしまいます。
  • 理由2:依存による根本改善の遅れ
    痛みが一時的に和らぐため、痛みの根本原因である「姿勢」や「動作」の改善から意識が遠ざかってしまいます。

コルセットは、痛みの原因を治すものではありません。
元力士の院長が推奨する「賢い使い方」は、腰への負担が集中する「瞬間」に限定することです。

本当に使うべき3つのタイミング

  1. 痛みが最も強い「朝の動き始め」 起床時など、固まった体を動かす最初の10〜15分だけ、サポートとして使います。
  2. 重いものを持つ「瞬間」 家事や仕事で、明確に腰に負担がかかる瞬間(床のものを持ち上げる時など)だけ装着します。
  3. 長時間の座位が避けられない「特定の時間」 大切な会議や、どうしても休めないデスクワークの「後半1時間」など、時間を区切って使います。

冬のぎっくり腰シーズン前に!座位腰痛の人が優先すべき「股関節ストレッチ」

男性が太もも裏のストレッチをしている

「座るときの腰痛」に悩む方が、ぎっくり腰を予防するためにケアすべきなのは、実は「腰」そのものよりも「股関節」です。

股関節(特にお尻や太もも裏)が硬いと、座ったときに骨盤がスムーズに動かず、無理やり腰を丸めてしまいます(=骨盤後傾)。

腰痛だからと腰を揉んだり、無理に反らせたりするストレッチは、かえって痛みを誘発する可能性も。
まずは股関節の柔軟性を取り戻すことが、根本改善への近道です。

お尻(梨状筋)のストレッチ

  1. 椅子に浅く座ります。
  2. 片方の足首を、反対側の膝の上に乗せます(あぐらをかくように)。
  3. 背筋を「伸ばしたまま」、体をゆっくり前に倒します。お尻が心地よく伸びているのを感じたら、15秒キープ。
  4. 反対側も同様に行います。

太もも裏(ハムストリングス)のストレッチ

  1. 椅子に浅く座り、片足を前に伸ばします。
  2. かかとを床につけ、つま先を天井に向けます。
  3. 背筋を「伸ばしたまま」、股関節から体を前に倒します。太もも裏が伸びたら15秒キープ。
  4. 反対側も同様に行います。

※どちらも、呼吸を止めず、痛みが出ない範囲で行ってください。

首の違和感と前かがみ姿勢。“首→腰”の悪循環を断つ「10秒呼吸リセット法」

椅子に座って深呼吸している男性

デスクワークでPC画面を見ていると、無意識に頭が前に出て「前かがみ姿勢」になっていませんか?

背骨は一本の棒のように連動しています。
首(頸椎)が前に出て丸まると、バランスを取るために腰(腰椎)は後ろに倒れ、丸まってしまいます(骨盤後傾)。

「首の違和感」と「座るときの腰痛」は、根本でつながっているのです。

この悪循環を断つために、仕事の合間にできる「10秒呼吸リセット法」を試してみましょう。

10秒呼吸リセット法

  1. 椅子に座ったまま、両手を軽くお尻の後ろで組みます。
  2. (4秒かけて)胸を斜め上に開き、肩甲骨を寄せながら、鼻から深く息を吸い込みます。
  3. (6秒かけて)口からゆっくり息を吐きながら、腕と肩の力を抜いてリラックスします。

これを3回繰り返すだけでも、前かがみになった姿勢がリセットされ、首と腰の緊張が和らぎます。

まとめ:座ると腰痛が15分続くなら。横浜市都筑区で根本改善を目指す方へ

今回は、「座ると悪化する腰痛」の主な原因である骨盤後傾、コルセットの正しい使い方、そして簡単なセルフケアについて解説しました。

もしセルフケアを試しても、以下のような状態が続く場合は、ご自身のケアだけでは追いつかない「体の歪み」や「筋肉の深い緊張」が隠れている可能性があります。

【来院の目安チェックリスト】

  • 座位15~30分で、じっとしていられない程痛みが増す。
  • ✅ 腰だけでなく、お尻や足にしびれを伴う。
  • ✅ ストレッチをしても、座り始めるとすぐに痛みが戻ってしまう。
  • ✅ そもそも、自分の姿勢が「骨盤後傾」しているのか自分では分からない。

健湧接骨院では、なぜあなたの腰痛が「座る」ことで悪化するのか、その根本原因を徹底的に探ります。

当院の最大の特徴は、**エコー(超音波画像診断装置)**を使い、レントゲンでは見えない筋肉や関節の「炎症」や「硬さ」の状態を「見える化」することです。

元力士としての経験と姿勢教育アドバイザーの知見に基づき、院長がマンツーマンで「再発しない」ための体づくりと、日常生活での正しい姿勢をサポートします。

横浜市都筑区(仲町台駅)で、「その場しのぎ」ではない根本改善を目指すなら、まずは一度、あなたの「座るときの腰痛」についてお聞かせください。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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