横浜市都筑区およびその近郊にお住まいで、病院で検査をしても「特に異常なし」と言われたにもかかわらず、長引く倦怠感やめまい、寝ても取れない疲労感にお悩みではありませんか?
この記事では、そうした原因がはっきりしない身体の不調について、考えられる一般的な原因や身体の仕組みを専門的な視点から解説します。
ご自身の身体の状態を理解し、日常生活でできる対策のヒントを得るための一助となれば幸いです。

江本直樹 元力士・柔道整復師
出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。
痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。
日々の生活に不安がありませんか?

「若い頃は少し寝れば回復したのに、今は一日中身体が重だるい…」
「立ち上がった瞬間に、ふわっとするような感覚が頻繁に起こるようになった」
「仕事や家事に追われ、自分の身体のことはずっと後回しにしてきた」
「ふと気づくと、呼吸が浅くなっている気がする」
「特に何もしていないのに、首のあたりからゴキッと嫌な音がすることがある」
このようなお悩みで、日々の生活に不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家族のために、仕事のためにと頑張り続けてきた結果、ご自身の心と身体からのサインを見過ごしてしまっているのかもしれません。
そのお悩みは、決してあなた一人だけのものではありません。多くの方が同様の不調を抱えながら、どう対処すれば良いのか分からずにいます。
倦怠感、めまい、寝不足感、疲労感といった、原因を特定しにくい複数の症状が同時に現れる状態

「不定愁訴」と呼ばれることもあります。
これらは、身体のどこかに明確な病変が見つからないものの、ご本人にとっては非常につらい自覚症状です。
これらの不調の背景には、自律神経のバランスの乱れが関係していることが少なくありません。
自律神経は、私たちの意思とは関係なく心臓や呼吸、体温、消化などをコントロールしている神経です。
活動時に優位になる「交感神経」と、休息時に優位になる「副交感神経」がシーソーのようにバランスを取り合うことで、私たちの心身の健康は保たれています。
このバランスが崩れると、様々な不調が症状として現れると考えられています。
なぜ自律神経のバランスは乱れてしまうのでしょうか。

ストレスや不規則な生活リズムなども大きな要因ですが、ここでは「身体の構造的な問題」、特に「身体の歪み」という視点から考えてみたいと思います。
長時間のデスクワークや、毎日繰り返される家事の動作、あるいは無意識の癖などによって、私たちの身体は少しずつ歪んでいく可能性があります。
特に、身体の土台である骨盤や、頭を支える首周りの骨格に歪みが生じると、全身に様々な影響が及ぶことが指摘されています。
例えば、首周りの筋肉が過度に緊張すると、頭部への血流に影響を与えたり、周辺の神経を圧迫したりする可能性が考えられます。
これが、めまいや頭がすっきりしない感覚の一因となる場合があるのです。
また、猫背のように背中が丸まった姿勢は、胸郭の動きを制限し、呼吸を浅くする要因になります。
浅い呼吸は、身体が十分な酸素を取り込めない状態につながり、結果として交感神経が優位になりやすくなります。
常に身体が緊張状態にあるため、十分に休息が取れず、疲労が蓄積し、倦怠感や寝不足感として現れるという悪循環に陥ることも考えられるのです。
このように、一見すると関係なさそうな「身体の歪み」が、巡り巡って自律神経の働きに影響を及ぼし、原因不明とされてきた様々な不調の根本的な要因となっている可能性は十分に考えられます。
日常生活での健康管理とセルフケア

専門的なケアを受ける前に、まずはご自身の生活を見直し、ご自宅でできるセルフケアを試してみるのも一つの方法です。
ここでは、今日からでも始められる簡単なケアを2つご紹介します。
30秒でできる腹式呼吸
身体の緊張を和らげ、副交感神経を優位にするための簡単な呼吸法です。
① 椅子に座るか、仰向けに寝て、全身の力を抜きます。
② 片手をお腹の上に置きます。
③ 鼻からゆっくりと4秒かけて息を吸い込み、お腹が膨らむのを感じます。
④ 口からゆっくりと6~8秒かけて息を吐ききり、お腹がへこむのを感じます。
これを5回ほど繰り返してみましょう。
寝る前や仕事の合間に行うのがおすすめです。
首から肩にかけての優しいストレッチ
固まった首周りの筋肉をゆっくりと伸ばし、緊張を和らげることを目指します。
① 椅子に浅く腰掛け、背筋を軽く伸ばします。
② 右手で左の側頭部をそっと持ち、ゆっくりと右側に首を倒していきます。
「痛いけど気持ちいい」と感じる場所で20秒キープします。
③ 反対側も同様に行います。
※首をゴキゴキ鳴らす、勢いをつけるといった動作は絶対に避けてください。
あくまで筋肉をじんわりと伸ばす意識が大切です。
これらのセルフケアは、あくまで健康管理の一環として行うものです。
症状を悪化させないよう、無理のない範囲で試してみてください。
よくある質問(FAQ)

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このような症状は何科を受診すれば良いですか?
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まずは、かかりつけの医師や内科、耳鼻咽喉科などを受診し、病的な問題が隠れていないかを確認することが最も重要です。その上で、原因が特定しにくい不調が続く場合には、身体の構造や機能といった視点を持つ専門家に相談することも選択肢の一つとして考えられます。
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運動をした方が良いのでしょうか?
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倦怠感やめまいが強い時期に、無理に激しい運動をすることは推奨されない場合があります。まずはご紹介したような呼吸法やストレッチ、あるいは天気の良い日に5分程度の散歩をするなど、心身に負担の少ないものから始めてみるのが一般的です。
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サプリメントなどで栄養を補った方が良いですか?
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栄養バランスの取れた食事は健康の基本ですが、特定のサプリメントがご自身の症状に合うかどうかは一概には言えません。栄養に関するアドバイスは、医師や管理栄養士などの専門家にご相談いただくのが良いでしょう。
まとめ

長引く原因不明の倦怠感やめまいは、日々の生活の質を大きく下げてしまうつらい症状です。
その背景には、ご自身では気づきにくい「身体の歪み」や、それに伴う自律神経のバランスの乱れが隠れている可能性があります。
この記事でご紹介した情報が、ご自身の身体と向き合うきっかけとなれば幸いです。
まずはセルフケアを試しながらご自身の身体の変化に注意を向け、それでも症状の改善が見られない場合や、日常生活に支障をきたすほどの強い不安を感じる場合は、決して一人で抱え込まず、信頼できる医療機関や専門家へ速やかにご相談ください。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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投稿者プロフィール

- 柔道整復師/登録販売者
- 「健湧接骨院」代表の江本直樹です。元・大相撲力士で四股名は「鷲の海」、出羽海部屋で鷲羽山関に師事しました。肩こり・腰痛・股関節痛の改善策やストレッチ法、季節に合わせた健康維持のコツを発信していきます!詳しいプロフィールはこちら⇒自己紹介