妊娠中、股関節が痛くなる方は少なくありません。
「お腹が大きくなってきたから仕方ない」
「出産したら治るだろう」
そう思って我慢していませんか?
確かに、妊娠中は骨盤が開き、関節に負担がかかりやすくなります。
しかし、股関節の痛みの原因が「関節」ではなく「神経」にあるケースもあるのです。
今回は、妊娠中の股関節の痛みに悩んでいた患者様の事例をもとに、関節と神経の違い、そして原因を見極めることの大切さについてお伝えします。

院長からのメッセージ
柔道整復師
元力士「鷲の海」として、
私自身も怪我と治療院巡りに苦しみました。
だから、あなたの痛みが分かります。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
私が、あなたの「治療院巡りの最後」になります。
よくある妊娠中の悩み、しかし…施術後も残った"足首の違和感"というサイン

今回ご紹介するのは、妊娠中に股関節の痛みでご来院された患者様の事例です。
特に左股関節の前側に「詰まり」のような感覚があり、歩くときにも影響が出ていました。
足を前に出すたびに引っかかるような感じがして、スムーズに歩けない状態だったそうです。
まずは股関節へのアプローチ
妊娠中は骨盤が開き、股関節周りの靭帯も緩みやすくなります。
そのため、まずは股関節の動きを改善するための施術を行いました。
施術後、股関節の動きは良くなり、詰まりの感覚も軽減しました。
しかし、なぜか足首の違和感が残っていたのです。
小さなサインを見逃さない
「足首の違和感が残っている」
股関節の問題であれば、股関節へのアプローチで症状が改善するはずです。
しかし、関係ないように思える足首に違和感が残っている。
「これは単純な関節の問題ではないかもしれない」
そう考え、より深い原因を探ることにしました。
一つの症状だけに囚われず、身体全体のつながりを見ていく。
この姿勢に、患者様も「初回から大きな信頼を寄せることができました」とおっしゃっていました。
関節から神経へ—専門家が視点を変えるとき

股関節へのアプローチだけでは、変化が十分ではありませんでした。
このとき、私は原因を再評価することにしました。
「関節」ではなく「神経」の問題かもしれない
股関節の動き自体は改善している。
しかし、足首の違和感が残っている。
この事実から、「関節の問題ではなく、関連する神経の問題である可能性が高い」と判断しました。
股関節の前側には、腰から足先へと伸びる神経が通っています。
この神経が圧迫されたり、滑りが悪くなったりすると、股関節だけでなく、太ももや足首にまで症状が出ることがあります。
妊娠中は、お腹が大きくなることで腰や骨盤への負担が増し、神経の通り道が狭くなりやすい状態です。
症状の変化という事実に基づく
「なぜ改善しきらないのか」
その理由を患者様に丁寧に説明しました。
一つの可能性に固執せず、症状の変化という客観的な事実に基づいて、多角的に原因を追求していく。
これが専門家としての思考プロセスです。
患者様からは、「なぜ良くならないのか、その理由を説明してもらえたことで不安が解消されました。
安心して次のステップに進むことができました」とのお言葉をいただきました。
安心への道筋—的確なセルフケアと継続サポート

原因が「神経」にあると再評価した結果、新たなアプローチが見えてきました。
具体的な次の一手
患者様には、以下のことをお伝えしました。
- カイロで関連する部分を温める
神経の通りを良くするために、腰やお腹の横あたりを温めることをおすすめしました。
具体的な貼る場所もお伝えしました。 - 症状を放置せず、早めに再来院する
妊娠中は身体の状態が日々変化します。
「少し良くなったから大丈夫」と放置せず、早めに詰まりを取ることが大切です。
「早めに詰まりを取りましょうね」
この言葉に、患者様は「デリケートな時期の身体を任せられる心強さを感じました」とおっしゃっていました。
継続的なケアという安心感
その場で次回の予約を取っていただきました。
「継続的にケアしてもらえるという安心感は、妊娠中の不安な時期を支えてくれる何よりの心の支えになります」
そうおっしゃっていたのが印象的でした。
妊娠中は、身体だけでなく心も不安定になりやすい時期です。
「困ったときに相談できる場所がある」という安心感が、お身体だけでなく心の支えにもなれば嬉しく思います。
妊娠中の股関節痛、関節と神経の違いとは

妊娠中の股関節の痛みには、大きく分けて「関節」が原因のものと「神経」が原因のものがあります。
関節が原因の場合
妊娠中はホルモンの影響で、骨盤周りの靭帯が緩みやすくなります。
これにより、股関節が不安定になり、動かしたときに痛みが出ることがあります。
特徴としては、以下のようなものがあります。
- 股関節を動かしたときに痛い
- 特定の動作(足を開く、階段を上るなど)で痛みが出る
- 股関節周りに詰まりや引っかかりを感じる
神経が原因の場合
腰から足先へと伸びる神経が圧迫されたり、滑りが悪くなったりすると、股関節だけでなく広い範囲に症状が出ることがあります。
特徴としては、以下のようなものがあります。
- 股関節だけでなく、太ももや足首にも違和感がある
- しびれやピリピリした感覚がある
- 股関節を動かしていなくても痛みや違和感がある
- 温めると楽になることがある
見極めが大切
関節が原因なのか、神経が原因なのか。
この見極めによって、アプローチの方法が変わります。
関節の問題であれば、関節の動きを整えることで改善が期待できます。
しかし、神経の問題であれば、神経の通り道を整えたり、温めて血流を良くしたりするアプローチが必要になります。
「股関節が痛いから股関節を揉めばいい」というわけではないのです。
当院のアプローチ|妊婦さんの身体を安心してお任せいただくために

横浜市都筑区・仲町台の健湧接骨院では、妊婦さんの施術も行っています。
妊娠中でも安心して受けられる施術
妊娠中は、お腹を圧迫するような姿勢は取れません。
当院では、横向きや仰向けなど、お身体に負担のかからない姿勢で施術を行います。
強い刺激は避け、優しいアプローチで身体のバランスを整えていきます。
症状の原因を丁寧に見極める
股関節が痛いから股関節だけを見る、ということはしません。
今回の事例のように、関節の問題なのか、神経の問題なのか?
症状の変化を見ながら、原因を丁寧に見極めていきます。
セルフケアと継続サポート
施術だけでなく、ご自宅でできるセルフケアもお伝えします。
カイロを貼る場所、温め方、日常生活での注意点など、妊娠中でも無理なくできることをご提案します。
また、妊娠中は身体の状態が日々変化します。
「困ったときにすぐ相談できる」という安心感を大切にしています。
施術内容
- 柔道整復術: 関節や筋肉のバランスを優しく整えます
- 生活指導: セルフケアの方法、日常での注意点をお伝えします
※症状や経過には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
よくある質問

妊娠何ヶ月から施術を受けられますか?
基本的には安定期(妊娠5ヶ月頃)以降であれば施術可能です。
ただし、お身体の状態には個人差がありますので、まずはご相談ください。
かかりつけの産婦人科医に相談されてからご来院いただくと、より安心です。
お腹が大きくてうつ伏せになれませんが、大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。横向きや仰向けなど、お腹に負担のかからない姿勢で施術を行います。
無理な姿勢を取ることはありませんので、ご安心ください。
股関節の痛みは出産したら治りますか?
出産後に自然と治まる方もいらっしゃいますが、そのまま残ってしまう方もいらっしゃいます。
また、妊娠中に無理をして身体のバランスが崩れると、産後の回復にも影響することがあります。
痛みがある場合は、我慢せずに早めにケアすることをおすすめします。
まとめ

妊娠中の股関節の痛み、「関節の問題だから仕方ない」と思っていませんか?
実は、その痛みの原因が「神経」にあるケースもあります。
今回ご紹介した患者様の事例では、股関節へのアプローチだけでは改善しきらず、神経の問題である可能性を再評価することで、新たな対処法をお伝えしました。
大切なのは、一つの可能性に固執せず、症状の変化を見ながら原因を丁寧に見極めること。
そして、妊娠中という大切な時期だからこそ、「困ったときに相談できる場所がある」という安心感が心の支えになります。
股関節の痛みでお悩みの妊婦さん、「出産まで我慢しよう」と思わず、一度ご相談ください。
横浜市都筑区・仲町台の健湧接骨院で、お身体の状態を確認しながら、安心できるケアをご提案します。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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