こんにちは横浜市都筑区の健湧接骨院の江本です、
毎日、家事にお仕事におつかれさまです。
そんな疲労を溜めている方に聞いて欲しい。

記事を書きました。
しっかり寝たつもりでも、朝から身体がずーんと思い。
理由もないのに気持ちが晴れない。

横浜のような活気ある街で暮らしながらも、そんな風に、誰にも言えない心と身体の不調を抱えていませんか?

その不調、もしかしたら「病気」というほど大げさなものではなく、毎日の些細な習慣、特にあなたの「呼吸」の仕方が関係しているのかもしれません…

この記事が、ご自身の身体と改めて向き合い、少しだけ楽になるためのヒントになれば、と願っています。

出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。

痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。

これ、私のことかも?身体からの小さなSOS

忙しい日々に追われていると、つい自分のことは後回しになりがちですよね。
でも、ふとした瞬間に、身体は正直なサインを送ってきています。

  • パソコンと向き合っていると、いつの間にか肩がカチカチに固まっている。
  • 夜、布団に入っても頭が冴えてしまって、気づけば浅い眠りのまま朝を迎えている。
  • 昔は笑い飛ばせたようなことで、なぜかイライラしたり、落ち込んだりしてしまう。
  • 一日中、頭に薄い膜が張っているような、スッキリしない感覚が続く。
  • 「深呼吸がいい」と聞いて試しても、胸のあたりで空気がつかえて、奥まで入ってこない感じ。

一つでも「あ…」と思い当たることがあれば、それは気のせいではありません。
あなたの身体が「少し、休もうよ」「ここに気づいて」と、一生懸命に伝えてくれている大切なSOSです。

身体って正直。そもそも「呼吸」って、なぜそんなに大切なの?

私たちは、特に意識しなくても、一日に2万回以上も呼吸をしています。
あまりに当たり前すぎて、その大切さを見過ごしがちですが、この呼吸こそが、心と身体の調律師なのです。

シーソーみたいな「自律神経」の話

私たちの身体には、自分の意思とは関係なく、心臓を動かしたり、食べたものを消化したりと、生命を維持するために働き続けてくれる「自律神経」という仕組みがあります。
この自律神経は、アクセル役の「交感神経」と、ブレーキ役の「副交感神経」が、まるでシーソーのようにバランスを取り合っています。

緊張したり、ストレスを感じたりすると、呼吸は浅く、速くなります。
これはアクセル全開のサイン。

シーソーが「交感神経」側にぐっと傾き、身体は常に臨戦態勢になります。
これでは、休まる暇がありませんよね。

反対に、ふぅーっと長く息を吐くような、深くてゆったりとした呼吸をすると、今度はブレーキ役の「副交感神経」が優位になり、心も身体もリラックスモードに切り替わります。

呼吸を意識的にコントロールすることは、このシーソーのバランスを自分で取り戻せる、唯一の方法とも言えるのです。

呼吸の主役、「横隔膜」を緩めよう

そして、この質の良い呼吸を生み出す主役が、肺の下にある「横隔膜」という筋肉です。
横隔膜がしなやかに上下することで、肺は効率よく空気を入れ替えられる。

まるで、優秀なポンプのように。
しかし、この横隔膜も、日々の習慣で硬くなってしまうことがあるのです。

なぜ?あなたの呼吸が浅くなる、意外な犯人

特別な原因があるわけではありません。
犯人は、案外あなたの日常に潜んでいます。

  • 長時間のデスクワークやスマホ: 前かがみの姿勢は、胸まわりを圧迫し、呼吸の主役である横隔膜の動きを邪魔してしまいます。
  • 見えないストレス: 悩みや不安は、身体をきゅーっと縮こまらせます。すると、呼吸に関わる筋肉までこわばってしまうのです。
  • 運動不足: 身体を動かさないと、筋肉はどんどん柔軟性を失います。それは、横隔膜も例外ではありません。
  • ぽかんと開いた口: 無意識の「口呼吸」は、空気中のウイルスやホコリを直接取り込んでしまうだけでなく、呼吸を浅くする原因にもなります。

心当たりはありませんか?
これらが積み重なり、あなたの呼吸を少しずつ浅く、窮屈なものにしているのかもしれません。

大丈夫、自分でできる。身体と向き合う、5分の新習慣

もし不調が長引くなら、専門のお医者さんに相談することが大前提です。
その上で、お家でできるセルフケアとして、身体が「気持ちいい」と喜ぶ、簡単な呼吸法を試してみませんか?

【仕事の合間に30秒】椅子の上で、こっそりリセット呼吸

  1. 椅子に少し浅めに腰掛けて、背筋は楽に。足の裏で、床の感触を確かめてみましょう。
  2. 片手をお腹に、もう片方を胸に。呼吸でどちらが大きく動くか、観察するように。
  3. まずは、口をすぼめて細く長く。「ふぅーっ」と、お腹がぺたんこになるまで息を吐き切ります。
  4. 今度は鼻から静かに、お腹の中に風船が膨らんでいくのをイメージしながら、たっぷり吸い込んで。
  5. 胸は動かさず、お腹だけで呼吸する感覚。3回繰り返すだけでも、頭が少しスッキリするはずです。

【おやすみ前に】横隔膜と仲良くなる、リラックス呼吸

  1. 仰向けに寝て、膝を軽く立てます。身体の力をぜんぶ抜いて、重力に身を任せましょう。
  2. お腹の上に、文庫本のような少しだけ重みのあるものを乗せてみます。
  3. 息を吸うとき、お腹で本を静かに持ち上げ、吐くときにゆっくりと沈んでいく…。
  4. ただ、その穏やかな動きを感じるだけ。いつの間にか、心地よい眠気が訪れるかもしれません。

焦らなくて大丈夫。結果よりも、「気持ちいいな」と感じる感覚を、何より大切にしてくださいね。

呼吸についての、ちょっとした疑問

呼吸に男女差ってありますか?

面白い質問ですね。
「男性は腹式、女性は胸式」とよく言われますが、実はあまり関係ありません。
性別を問わず、リラックスしたい時は誰でもお腹を使った深い呼吸が有効です。
時と場合に応じて、自然に使い分けられるのが一番ですね。

どれくらいの頻度でやればいい?

「1日1回、寝る前だけ」でも十分です。
大切なのは回数よりも、歯磨きのように、あなたの生活の一部にしてあげること。
「やらなきゃ」ではなく、「気持ちいいから、やろうかな」と思える範囲で、気長に続けてみてください

呼吸の浅さが、肩こりの原因にもなるって本当?

はい、大いに関係があります。
浅い呼吸を補うために、私たちは無意識に首や肩の筋肉を総動員させてしまうんです。
その頑張りが、慢性的な肩こりや首の痛みにつながっているケースは、とても多いんですよ。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
見過ごしがちな「呼吸」が、いかに私たちの心と身体のコンディションと深く結びついているか、少し感じていただけたでしょうか?

原因のわからない不調は、決してあなたの「気のせい」ではありません。
それは、無意識の浅い呼吸を通して、身体があなたに送っているサインなのです。

日々の姿勢やストレスは、気づかぬうちに呼吸を支える横隔膜の動きを硬くしてしまいます。

でも、大丈夫。
意識的に呼吸を整えることは、誰にでもできる、最もシンプルで力強いセルフケアです。

この記事が、もっと自分を大切にするきっかけになることを、心から願っています。
それでも、もし不安が消えなかったり、不調が続いたりするのなら、絶対に一人で抱え込まないでください。

信頼できるお医者さんや、身体の専門家を頼ること。
それもまた、自分を大切にするための、確かな一歩なのです。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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施術料金 初回12,800円(税込) 2回目 9,800円(税込)

当院は自費治療・完全予約制の接骨院です。

1日でできる人数が限られますので必ずご予約をお願いいたします。

投稿者プロフィール

江本直樹 (元鷲の海)
江本直樹 (元鷲の海)柔道整復師/登録販売者
「健湧接骨院」代表の江本直樹です。元・大相撲力士で四股名は「鷲の海」、出羽海部屋で鷲羽山関に師事しました。肩こり・腰痛・股関節痛の改善策やストレッチ法、季節に合わせた健康維持のコツを発信していきます!詳しいプロフィールはこちら⇒自己紹介

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