「最近、なんだか視界がかすむ…」
「両方の端が見えにくい気がする…」
そんな経験はありませんか?
眼科に行っても「特に異常はありません。ストレスですね」と言われ、点眼薬を処方されるだけ。
でも、症状は一向に改善しない。そんなやり場のない不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さらに、追い打ちをかけるように右膝に帯状疱疹が…。
疲れが溜まり、免疫力が落ちていることを実感し、焦りを感じてしまう。
もし、あなたがこのようなお悩みを抱えているとしたら、その根本的な原因は「自律神経の乱れ」にあるのかもしれません。
特に、夏という季節は、私たちが思う以上に心と身体に負担をかけています。
このブログでは、なぜ夏に不調が現れやすいのか、そのメカニズムとご自身でできる対策、そして専門家による根本改善の道筋について、詳しくお話ししていきます。

江本直樹 元力士・柔道整復師
出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。
痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。
夏の過酷な環境が自律神経を直撃する

私たちの身体には、体温や血圧、内臓の働きなどを無意識のうちにコントロールしてくれる「自律神経」というシステムが備わっています。
自律神経には、活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」があり、この2つがシーソーのようにバランスを取り合うことで、私たちは健康を維持しています。
しかし、夏はこのバランスが非常に崩れやすい季節なのです。
- 激しい寒暖差:
猛烈な屋外の暑さと、冷房が効いた室内の涼しさ。
この急激な温度変化に身体が対応しようと、自律神経は常にフル稼働の状態になり、疲弊してしまいます。 - 脱水と睡眠不足:
発汗による水分・ミネラル不足や、寝苦しい夜が続くことによる睡眠の質の低下も、自律神経の乱れに拍車をかけます。
その結果として、「視界のかすみ」や「眼精疲労」だけでなく、「腸の不調」「言いようのない疲労感」「寝ても疲れが取れない」といった、様々な不調が身体のあちこちに現れ始めるのです。
日常生活に潜む「不調の種」- あなたの生活習慣は大丈夫?

夏の環境要因に加えて、日々の生活習慣が自律神経の乱れをさらに加速させているケースが多く見られます。
今回の相談者様のお話にも、そのヒントが隠されていました。
早朝4時半起きの生活と睡眠の質
お子さんのお弁当作りのための早起き。
ご家族にとっては愛情の証ですが、ご自身の身体にとっては、睡眠時間が不足しがちになる要因です。
睡眠は、心身の疲労を回復し、副交感神経を優位にさせるための大切な時間。
この時間が十分に確保できないと、交感神経が優位な状態が続き、心身は常に緊張状態に置かれてしまいます。
「座りすぎ」が引き起こす血行不良
デスクワークの方に共通する悩み、それは「座りすぎ」です。
ある研究では、30分座り続けるだけで、足の血流速度は70%も低下するというデータもあります。
なぜ座りすぎが良くないのでしょうか?
その鍵を握るのが「ふくらはぎ」です。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、筋肉のポンプ作用によって下半身に溜まった血液を心臓へと押し戻す、非常に重要な役割を担っています。
しかし、座ったままの状態では、このポンプ機能がほとんど働きません。
血行不良は、全身に酸素や栄養素を運ぶのを滞らせ、老廃物を溜め込みやすくします。
これが、足のむくみや冷えはもちろん、肩こり、腰痛、そして全身の疲労感に繋がっていくのです。
身体を締め付ける服装
会社で義務付けられている長めの黒い靴下。さらに、その中に膝サポーターを装着する…。膝をかばうためのサポーターも、血行という観点から見れば、ふくらはぎのポンプ作用を妨げる一因になりかねません。身体を部分的にでも締め付け続けることは、血流を阻害し、自律神経のバランスを崩すきっかけとなることがあります。
このように、良かれと思って行っていることや、仕事上やむを得ない習慣が、知らず知らずのうちに不調の種となっている可能性があるのです。
今すぐ始められる!心と身体を整えるセルフケア

「どういう生活をすればよいか」という前向きな気持ちこそ、改善への第一歩です。
ここでは、今日から実践できる簡単なセルフケアをご紹介します。
最重要ポイント:ふくらはぎを動かそう!
デスクワークの合間や、家事の途中にぜひ取り入れてみてください。
- かかとの上げ下ろし運動:
- 椅子の背もたれや壁に手を添えて、まっすぐ立ちます。
- ゆっくりと、限界までかかとを高く持ち上げます。
- ゆっくりと、かかとが床につくギリギリまで下ろします。
- これを10〜20回繰り返しましょう。座ったままでも効果があります。
- 足首回し: 座った状態で、片方の足首を大きく、ゆっくりと内外に10回ずつ回します。
血行が促進され、足元がポカポカしてくるのを感じられるはずです。
座りすぎを防ぐ意識
- 30分に1回は立ち上がり、少し歩き回る。
- トイレに行く際は、少し遠回りしてみる。
- コピーを取りに行くなど、積極的に動く機会を作る。
睡眠の質を高める工夫
- 就寝1時間前からは、スマートフォンやパソコンの画面を見ないようにする。
- ぬるめのお湯(38〜40℃)に15分ほどゆっくり浸かり、心身をリラックスさせる。
- リラックス効果のあるアロマ(ラベンダーなど)を活用する。
これらのセルフケアは、血行を促進し、乱れがちな自律神経のバランスを整える助けになります。
しかし、症状が根深い場合や、様々な要因が複雑に絡み合っている場合、セルフケアだけでは改善に限界があるのも事実です。
なぜ、あなたの不調は改善しないのか?根本原因へのアプローチの重要性

セルフケアを続けても、なかなか症状が改善しない。
それは、身体の「構造的」な問題が解決されていないからかもしれません。
- 骨格の歪み: 長年の生活習慣やクセによって生じた骨盤や背骨の歪みは、神経の伝達を妨げ、筋肉の過度な緊張を引き起こします。
- 深層筋(インナーマッスル)の緊張: 身体の表面からは触れにくい深層の筋肉が硬直していると、血行不良や内臓機能の低下に直結します。
これらの根本的な原因は、マッサージで表面的な筋肉をほぐしたり、ストレッチをしたりするだけでは、なかなか解消されません。
ここにこそ、私たち専門家がお手伝いできる領域があります。
「もう治らない」と諦める前に、健湧接骨院へご相談ください

健湧接骨院では、患者様一人ひとりのお悩みに真摯に耳を傾け、その場しのぎではない「根本改善」を目指した施術を行っています。
当院が自律神経の乱れからくる不調に対してできること。
それは、丁寧なカウンセリングと検査で、あなたの不調の本当の原因を見つけ出すことから始まります。
- 全身のバランス調整: 身体の土台である骨盤の歪みを整え、背骨一つひとつの動きを正常化することで、神経の圧迫を取り除き、自律神経がスムーズに働ける環境を作ります。
- 深層筋へのアプローチ: 独自の手技療法や最新の医療機器を用いて、セルフケアでは届かない深層の筋肉の緊張を和らげ、全身の血流を劇的に改善させます。これにより、内臓の働きも活性化され、免疫力の向上も期待できます。
- オーダーメイドの施術と生活指導: あなたの身体の状態、生活習慣、目指すべきゴールに合わせて、最適な施術プランをご提案します。
「どういう生活をすればよいか」というあなたの前向きな気持ちに応え、具体的なストレッチや食事、睡眠に関するアドバイスまで、トータルでサポートさせていただきます。
視界のかすみ、原因不明の疲労感、繰り返す体調不良…
それは、あなたの身体が発している限界のサインです。
「ストレスだから」「年のせいだから」と諦めないでください。
その不調には、必ず原因があり、改善への道筋があります。
健湧接骨院で、私たちと一緒に、心も身体も晴れ渡るような毎日を取り戻すための一歩を踏み出してみませんか?
あなたの勇気ある一歩を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
【柔道整復師 江本 直樹 監修】
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