超音波観察機

超音波エコー観察機器は、非侵襲的なツールです。
この装置は超音波を使い、骨や関節の状態確認、筋肉や腱の観察を目的で利用されます。

当院は、この装置を専門的なスキルと知識と組み合わせて使用し、患者の健康をサポートします。
ただし、超音波エコーは医師の診断や処方の代替ではなく、施術を補完するツールとして使用しています。

物理療法の紹介

怪我の初期など、触ると状況が悪化してしまう時や手技・運動療法を行うと色々な作用が一辺に起きてしまいます。

そうした作用を避け必要な作用だけを起こしたい時に使用します。

何故、物療をすると早く良くなるのか?

身体にはナトリウムやカリウムの化学物質の力で発電を行い数々の電気現象を起こしています。

その中で生物電気という活動電位と静止電位があります。

この二つの作用に新陳代謝を促進する作用がある為、これらの作用を利用することで早く良くなります

活動電流とは

筋・神経・内臓などの組織や器官が活動状態又は興奮状態にある時に発生する電気のことをいいます。

この中でも大事作用は「死ぬ細胞と生まれる細胞の代謝」には「活動電流の発生が必要」だということです。

細胞にとって必要な電位量は違いますがその要素は三つ「強さ」「時間」「変化」です。
強さが強くても時間が短かったり、徐々に上げたりすると効果は出にくくなります。

また、弱すぎても変化が起こりません…
主に電気刺激によって変化が起こります。

静止電位とは

活動電位以外のことをさし細胞膜に対してイオン変化が一定に帯電している状態をいいます。
何らかの原因で電位の変化が起こることがあり、その興奮(活動電位)以外での原因で起きたものである。

筋繊維などの軟部組織にはこれらが集中しており影響を受けやすいです。
静止電子を刺激することで活動電位が発生し代謝が行われ治癒を早める出来ます

治癒促進の為の刺激例

1:温泉・冷泉などによる塩類溶液に浸した時に起こる塩電流
2:温熱療法による熱電流
3:筋の圧迫(マッサージなど)によっておこる歪み電流
4:鍼や骨折等損傷をすることでおこる損傷電流
以上が代表的な静止電位を刺激するものです

電気療法(低周波)

電位負荷の法則の原理を利用した高電圧療法と微弱電流を採用しています
活動電位を活性化させる三要素である「強さ」を上げることの出来る方法です

微弱電流療法(NEUBOXⅡ)

生体電流に近い微弱電流(約100〜200マイクロアンペア)を使用した治療法です。

・筋肉のリラクゼーション: 筋肉の緊張をほぐし、こりや緊張を軽減します。

・血行促進: 血行を改善し、体内の血液循環を促進します。
これにより、組織に酸素や栄養素が供給され、修復力が向上します。

・神経刺激: 微弱電流は神経を刺激し、神経の機能を向上させることができます。
神経損傷や神経疾患のリハビリテーションに効果的です。

・炎症の軽減: 微弱電流は炎症を軽減します。
関節炎などの炎症性疾患の症状を和らげます。

・創傷治癒の促進: 電気刺激は創傷治癒をサポートし、傷口の早期閉鎖と組織再生を促進します。

・無侵襲治療: 微弱電流療法は非侵襲的で、薬物療法や手術に比べて副作用やリスクが低いため、幅広く受け入れられています。

スポーツリカバリー: スポーツ選手の怪我の治療や筋肉の回復に微弱電流を利用しています。
急速な回復をサポートし、トレーニングの効果を最大限に引き出します。

高電圧療法(High Voltage )

電気刺激を利用した治療法の一つです。
この物理療法では、高電圧の電気刺激を深部組織に送り込み、痛みや様々な症状の改善を促すことができます。

具体的には、高電圧電気刺激療法は以下のような効果が期待されています:

  • 痛みの軽減
  • 筋力の向上

この治療法は、深部組織に刺激を送るために高い電圧を使用するため、痛みに対する即効性があります。
また、皮膚抵抗が低いため、深部への刺激が効果的に行えます。

電位負荷とは
「人体に一定の電圧を負荷すると生体イオンの変化が起こり電圧に比例して血液中に陰イオンが増加しその結果として細胞の新陳代謝が活発になる現象」

微弱電流の二重盲検臨床試験*1 により確認された有効性(痛みの軽減及び握力の回復など)

1 Finn Johannsen,MD et al. ;Arch Phys Med Rehabil Vo174, April 1993

温熱療法

超音波療法

方法
タオルなどを熱湯に浸して絞り患部に巻くホットパックというやり方が
一般的ですが当院ではアイント・シュルツの法則を元に超音波療法の振動・温熱作用を利用します。

血行促進: 温かい熱は血管を拡張させ、血流を増加させます。良好な血行は酸素と栄養素を組織に効果的に供給し、炎症の軽減に寄与します。

リラクセーション: 温熱療法はリラックス効果をもたらし、ストレスの軽減に寄与します。患者は療法中にリラックスし、心身の緊張がほぐれます。

冷気療法

冷却療法

患部を冷やすことは、特に患者の炎症期への快適性と症状の軽減において非常に有効です。
特に炎症期は通常、損傷後の最初の数日間に現れ、血腫、発赤、局所熱感、痺痛などの症状が非常に不快です。
こうした時に冷却を施すことにより、以下のメリットが得られます。

有効性

1 症状の軽減: 冷却によって血管が収縮し、血管透過性が低下します。
これにより、炎症に伴う浸出液の量が減少し、周辺組織の浮腫が軽減されます。痺痛や腫脹が緩和され、患者は快適性を感じることができます。

2 早期治癒の促進: 冷却により、炎症性細胞の活性が抑制され、治癒プロセスが促進される可能性があります。
これは、傷ついた組織の修復を助ける要因となります。

デメリット

一方で、患部を冷やすことにはいくつかのデメリットも存在します。
個人で行う場合は注意深く考慮する必要があります。

1 局所寒冷障害: 過度な冷却や氷を直接肌に触れさせることがあると、凍傷や冷やけなどの局所寒冷障害が発生する危険性があります。
これは患者にとって非常に不快で痛みを引き起こします。

2 血流制限: 冷却によって血管が収縮するため、血流が制限され、組織への酸素や栄養素の供給が不足する可能性があります。
これは修復プロセスに悪影響を及ぼす恐れがあります。

3 感覚低下: 過度な冷却により、局所的な感覚低下が生じることがあり、患者が痛みや不快感を感じにくくなります。
これは損傷の進行を見逃す原因となる可能性があります。

4 効果の低下: 修復期に入ると、冷却の効果が減少し、温熱療法など他の治療法がより有効とされることがあります。
適切なタイミングで冷却から他の治療法に移行することが重要です。

以上を踏まえ、当院では気化熱療法を使用しています。

酸素療法

酸素濃縮器

酸素を取り込むと、脳で脂肪の量を調整する物質、レプチンの量が増加します。

このレプチンは、余分な脂肪を体内に溜め込まないように体質を改善する働きをします。
さらに有酸素運動を行ったのと同じ効果が期待でき、新陳代謝を増進され大量の酸素により脂肪燃焼を促進します。

このような症状にお困りではないでしょうか?
だるい、疲れやすい
集中力が続かない
視力が落ちる
偏頭痛
冷え
むくみ
肩こり
生あくび
そういった症状のある方にお勧めしています。

高濃度酸素の基本は血管のお掃除ですが、期待できる効果にはこのようなものがあります。

※ スポーツ・長距離運転などの疲労回復→ミトコンドリアの増加によるエネルギーアップ

※ 美肌→皮膚の新陳代謝が促される為

※ 酔い覚め→肝臓の機能が強くなり原因物質が分解される

※ 記憶・集中→代ゼミと名古屋工業大の共同検証で英単語の暗記結果が約15%ほど増えた