物理療法の特徴

怪我の初期など、触ると状況が悪化してしまう時や手技・運動療法を行うと色々な作用が一辺に起きてしまいます。

そうした作用を避け必要な作用だけを起こしたい時に使用します。

何故、物療をすると早く良くなるのか?

身体にはナトリウムやカリウムの化学物質の力で発電を行い数々の電気現象を起こしています。

その中で生物電気という活動電位と静止電位があります。

この二つの作用に新陳代謝を促進する作用がある為、これらの作用を利用することで早く良くなります

活動電流とは

筋・神経・内臓などの組織や器官が活動状態又は興奮状態にある時に発生する電気のことをいいます。

この中でも大事作用は「死ぬ細胞と生まれる細胞の代謝」には「活動電流の発生が必要」だということです。

細胞にとって必要な電位量は違いますがその要素は三つ「強さ」「時間」「変化」です。強さが強くても時間が短かったり、徐々に上げたりすると効果は出にくくなります。ま

た、弱すぎても変化が起こりません…

静止電位とは

活動電位以外のことをさし細胞膜に対してイオン変化が一定に帯電している状態をいいます。

何らかの原因で電位の変化が起こることがあり、その興奮(活動電位)以外での原因で起きたものである。

筋繊維と神経にはこれらが集中しており影響を受けやすいです。

静止電子を刺激することで活動電位が発生し代謝が行われ治癒を早める出来ます

治癒促進の為の刺激例

1:温泉・冷泉などによる塩類溶液に浸した時に起こる塩電流
2:温熱療法による熱電流
3:筋の圧迫によっておこる歪み電流
4:鍼や骨折等損傷をすることでおこる損傷電流
以上が代表的な静止電位を刺激するものです

静電療法(低周波)

電位負荷の法則の原理を利用した高電圧療法と微弱電流を採用しています
活動電位を活性化させる三要素である「強さ」を上げることの出来る方法です

電位負荷とは
「人体に一定の電圧を負荷すると生体イオンの変化が起こり電圧に比例して血液中に陰イオンが増加しその結果として細胞の新陳代謝が活発になる現象」

微弱電流の二重盲検臨床試験*1 により確認された有効性(痛みの軽減及び握力の回復など)

1 Finn Johannsen,MD et al. ;Arch Phys Med Rehabil Vo174, April 1993

温熱療法

超音波療法

説明
昔から行われている、記録に残っているのであれば大正時代から行われている方法です

熱刺激による代謝向上に足して、血管拡張による循環改善をして早期回復を目指します。

方法
タオルなどを熱湯に浸して絞り患部に巻くホットパックというやり方が

一般的ですが当院ではアイント・シュルツの法則を元に超音波療法の振動・温熱作用を利用します。

冷気療法

冷却療法

説明
今では薬品がある為出番の少なくなってきた方法ですが

浮腫・炎症・麻酔効果・痙直(筋緊張が強くなった状態)などの抑制に使われていました。

方法
当院では過剰な新陳代謝抑制(炎症)の為に行いますが主な方法として気化冷却法を使用します。

また、温度の低下させ過ぎによる怪我を防ぐ為に表面温度計を使用しながら行います。

酸素療法

酸素濃縮器

酸素を取り込むと、脳で脂肪の量を調整する物質、レプチンの量が増加します。
このレプチンは、余分な脂肪を体内に溜め込まないように体質を改善する働きをします。
さらに有酸素運動を行ったのと同じ効果が期待でき、新陳代謝を増進され大量の酸素により脂肪燃焼を促進します。

このような症状にお困りではないでしょうか?
だるい、疲れやすい
集中力が続かない
視力が落ちる
偏頭痛
冷え
むくみ
肩こり
生あくび

高濃度酸素の基本は血管のお掃除ですが、期待できる効果にはこのようなものがあります。

※ スポーツ・長距離運転などの疲労回復→ミトコンドリアの増加による
   エネルギーアップ

※ 美肌→皮膚の新陳代謝が促される為

※ 酔い覚め→肝臓の機能が強くなり原因物質が分解される

※ 記憶・集中→代ゼミと名古屋工業大の共同検証で英単語の暗記結果が約15%ほど増えた