こんにちは、横浜市都筑区仲町台にある健湧接骨院の江本です。
「子供を抱き上げるたびに、手首がズキッと痛む」
「抱っこしていると肩が上がってきて、首が張ってくる」
育児中はどうしても休むわけにはいきません。
だからこそ、「どう付き合い、どうケアするか」という現実的な視点が大切です。
今回は、抱っこによる手首の痛みと巻き肩のメカニズムと、日常生活の中でできるケアをお伝えします。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、
私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
こんな症状でお悩みではありませんか?

・子供を抱き上げるときに手首がズキッと痛む
・親指の付け根から手首にかけて痛みや腫れがある
・抱っこを続けていると肩が前に丸まってくる
・肩や首が慢性的に張っていて、夜になると特に辛い
・「自分のことは後回し」で、気づいたら症状が悪化していた
・育児が落ち着いたら治ると思っていたが、なかなか改善しない
こうした症状は、育児中の姿勢や動作の繰り返しによって起こりやすいものです。
早めにケアを始めることで、症状が定着しにくくなることがあります。
自己チェックリスト

以下の項目に3つ以上当てはまる場合は、抱っこによる手首・肩への負担が蓄積している可能性があります。
□ 子供を抱き上げる・おろす動作で手首に痛みが出る
□ 親指の付け根や手首の親指側が痛む・腫れている
□ 肩が前に出て丸まりやすい(巻き肩)
□ 授乳や抱っこで同じ側の肩ばかり使っている
□ 肩甲骨まわりが張って、腕が上げにくい感じがある
□ 深呼吸をすると胸が広がりにくい感じがある
□ 育児疲れが翌日に残りやすく、体が重い
抱っこで手首・肩が痛くなる理由

抱っこは、手首・肘・肩・背中が一体となって負荷を受ける動作です。
特に、親指を広げて子供のわきの下を支える動作は、手首の親指側の腱に繰り返し負担をかけます。
また、長時間の抱っこや授乳では、肩が内側に巻き込まれた姿勢(巻き肩)が続きやすくなります。
この状態が定着すると、肩甲骨の動きが制限され、肩関節全体への負担が増していきます。
「赤ちゃんが生まれてから肩こりがひどくなった」という方の多くは、こうした姿勢の変化が背景にあることが多いと感じています。
手首の痛み(親指の付け根)について

抱っこや育児動作で起こりやすい手首の痛みに、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)があります。
親指の付け根から手首にかけて痛みや腫れが出て、親指を握る・物をつかむ動作で悪化しやすいのが特徴です。
こうした症状は、親指を広げた状態で子供を支える動作の繰り返しによって起こりやすいとされています。
当院では、手首周辺の腱の状態を確認しながら、過緊張を起こしている筋肉へのアプローチと、日常生活での手首の使い方についてお伝えするようにしています。
特定の筋肉を意識的に伸ばすセルフケアを日常に取り入れていただくことで、症状が出にくい状態を維持しやすくなることがあります。
巻き肩と肩甲骨の関係

巻き肩とは、肩が前方に引き出された状態が慢性化したものです。
抱っこや授乳では腕を前に出した姿勢が続くため、胸の筋肉が縮まり、肩甲骨が外側に広がった状態で固まっていきます。
この状態では、肩甲骨が本来の位置に戻りにくくなり、肩関節の可動域が狭くなっていきます。
腕が上げにくい・肩を回すと詰まる感じがするといった症状は、こうした肩甲骨の位置の変化が背景にあることが多いと考えられています。
当院では、手技療法で固まった腕・背中の筋肉を緩めながら、肩甲骨を本来の位置に戻していくことを目指したアプローチを行っています。
施術後に「肩が軽くなった感じがする」とおっしゃる方が多く見受けられます。
胸郭の歪みと体の疲れやすさ

巻き肩が続くと、胸郭(肋骨と胸骨で囲まれた部分)が圧迫されて呼吸が浅くなりやすくなります。
呼吸が浅いと体への酸素の取り込みが減り、疲れやすさや免疫機能の低下につながることがあると考えられています。
「育児が始まってから風邪を引きやすくなった」「疲れが抜けにくい」という方の中に、胸郭の可動域を回復させることで呼吸が深くなり、体の疲れ方が変わったとおっしゃる方がいます。
体力の問題だと諦める前に、姿勢や胸郭の状態を確認してみることが一つの手がかりになることがあります。
1日2分でできるセルフケア

育児中は時間がありません。
そのため、日常の中に組み込みやすいケアを2つお伝えします。
【ケア1:胸を開くストレッチ(30秒)】
両手を腰の後ろで組み、肩甲骨を背中の中央に寄せるように胸を開きます。
そのまま3〜5回深呼吸します。
授乳後や抱っこの合間に行うと、巻き肩の予防に役立つことがあります。
【ケア2:手首の親指側を伸ばすストレッチ(30秒)】
片方の手の親指を中に入れてこぶしを作り、手首をゆっくり小指側に曲げます。
痛みが出ない範囲で10〜15秒キープします。
左右それぞれ行ってください。
子供が眠った後や入浴中に取り入れやすいケアです。
※痛みが強い場合は無理をせず、まず専門家にご相談ください。
病院・専門医への受診が適しているケース

以下のような場合は、まず整形外科などの医療機関への受診をお勧めします。
・手首に強い腫れ・熱感があり、安静にしていても痛みが続く場合
→腱鞘炎の急性期や骨折が疑われることがあるため、画像診断が必要です。
・指や手のしびれ・感覚の異常が出ている場合
→神経の圧迫が関わっている可能性があります。
整形外科で「安静・湿布」の指示が出た後の段階では、接骨院での施術が回復の手助けになることがあります。
判断に迷うときはLINEでご相談ください。
ご予約について

当院は1日の新規受け入れを2名限定としています。
初回はじっくりお話を伺い、育児の状況も含めて丁寧に確認した上で施術に入ります。
【柔道整復師 江本直樹 監修】




