猛暑の中で外の作業を終えると、体がずっしり重く感じる。
そんな経験はないでしょうか?
「暑さのせいか、立っているだけで背中が板みたいに張ってくる」
「寝ても腰の張りが取れない」
そうつぶやきたくなる方は、少なくありません‥
実はこの張り、単なる疲労ではなく、体の傾き方に原因があることがあります。
この記事では、夏の屋外作業で腰や背中が張りやすくなる理由について、柔道整復師 江本直樹が解説します。
心当たりのある方は、読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
立っているだけで背中が張ってくるのはなぜか?

夏の屋外作業が続くと、疲労の蓄積によって腰の本来のカーブが失われていることがあります。
腰は本来、ゆるやかに前へ反っています。
このカーブがクッションの役割を果たし、立っている間の負担を分散しています。
ところが疲労が積み重なると、このカーブが失われ、腰から背中まで板のようにまっすぐな状態になってしまうことがあります。
このような状態では、腰がクッションとして働かなくなるため、立っているだけでも背中の筋肉が踏ん張り続けることになります。
「暑さのせいで疲れているだけ」と感じていた張りが、実は姿勢そのものの変化から来ているケースは少なくありません。
試しに、壁に背中とかかとをつけて立ってみてください。
腰の後ろに手のひらが入らないほどぴったりくっついている場合、腰のカーブが失われているサインかもしれません。
腰をほぐしても、なぜすぐに張りが戻ってしまうのか?

腰や背中の張りは、太ももの張りが骨盤を引っ張っていることが原因になっている場合があります。
太ももの筋肉は骨盤とつながっているため、太ももが張った状態が続くと、骨盤が傾いた位置に引っ張られたまま固定されやすくなります。
骨盤が傾いた状態では、腰のカーブが失われた姿勢を体が手放せなくなります。
なので、背中や腰だけをほぐしても、根本の引っ張りが残ったままでは、また元の状態に戻りやすいのです。
当院では、腰や背中だけでなく、太ももなど下半身の緊張を緩めながら、骨盤の傾きを整えるアプローチをとっています。
「足の張りが取れたら、背中がスッと伸びるようになった」と感じる方もおられます。
よくある経過のパターン

ケース1:長年、立ち仕事や屋外作業を続けている方
このようなケースでは、太ももの張りが慢性的に骨盤を引っ張り続け、腰のカーブがほとんど失われた状態が定着していることがあります。
夏場は特に、疲労が抜けにくくなることで張りが強く出やすくなります。太ももから骨盤にかけての緊張を段階的に緩めていくことで、腰が本来の形を取り戻しやすくなります。
ケース2:今年の夏から急に張りを感じ始めた方
このようなケースでは、屋外作業の頻度や強度が例年より増えたことで、体が急激な負荷に対応しきれていないことがあります。
骨盤の傾きはまだ軽度であることが多く、比較的短期間で腰のカーブが戻ってくることがあります。
よくあるご質問

湿布や自分でストレッチをしても、なぜ張りがすぐ戻ってしまうのですか?
太ももの張りや骨盤の傾きなど、根本の原因が残ったままだと、腰や背中だけをほぐしても一時的な変化にとどまることがあります。
個人差はありますが、根本の部分を含めて整えることで、変化が持続しやすくなるのです。
夏場だけ悪化するのはなぜですか?
暑さによる疲労の蓄積で、体が姿勢を保つ力を発揮しにくくなっていることがあるようです。
涼しい時期には気にならなかった傾きが、夏場は表面化しやすい傾向があります。
どのくらい通えば変化を感じられますか?
状態や生活習慣によって個人差がありますが、太ももから骨盤にかけての緊張を整えていくことで、変化を感じやすくなるケースがあります。
まとめ

夏の屋外作業による腰や背中の張りは、疲労だけでなく、太ももの張りによる骨盤の傾きが関わっていることがあります。
腰のカーブが失われた状態は、腰や背中だけをほぐしても戻りやすいため、下半身からの緊張を含めて整えることが大切です。
腰の張りについて詳しくは、症例ページもあわせてご覧ください。
仲町台・都筑区で腰や背中の張りにお悩みの方は、一度ご相談ください。
【柔道整復師 江本直樹 監修】




