健康のために毎日のウォーキングを日課にしている方も多いのではないでしょうか?
「健康のために毎日1万歩以上歩いているのに、最近お尻や足が張ってしびれるようになってきた」
「しびれが痛みに変わってきたのは、症状が悪化しているのだろうか」
そんな不安を感じている方は少なくありません。
この記事では、ウォーキング後にお尻や足が張ったりしびれたりする原因と、しびれが痛みに変わるときの体の経過について、柔道整復師 江本直樹が解説します。
実は、歩数が体に合った範囲を超えていることや、しびれの変化を悪化のサインと誤解して無理に動かしてしまうことが関係している場合があります。
心当たりのある方は、読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
なぜウォーキング後にお尻や足が張ってしびれるのか

体には、栄養や酸素を運ぶ血の巡りがあり、この巡りが滞ると不調につながります。
歩数が体に合った範囲を超えると、お尻や太もも裏の筋肉を使いすぎることになります。
使いすぎた筋肉は短縮して硬くなり、その分太くなります。力こぶを固めたときに筋肉が太くなるのと同じ状態です。
お尻の奥には、坐骨神経のすぐそばを通る筋肉があります。
この筋肉が硬く太くなると、周辺の血の巡りが滞るほどの圧迫がかかっていることになります。
血の巡りを滞らせるほどの圧迫は、すぐそばを通る神経にも同時にかかっているため、それがしびれとして感じられることがあります。
「歩けば歩くほど健康にいい」と思われがちですが、体の状態に合っていない歩数は、かえって張りやしびれの原因になることがあるのです。
しびれが痛みに変わるのは、悪化のサインとは限らない

しびれが痛みに変わると、症状が進んでしまったと感じる方は少なくありません。
しかし、しびれが痛みに変わることは、神経の炎症が落ち着き、回復に向かっている前兆であることがあります。
この段階で「悪化した」と捉えて無理に動かし続けると、かえって回復が妨げられることがあります。
焦らず、状態の変化を見ながら過ごすことをおすすめします。
痛みが強い場合や、しびれが長く続く場合は、一度状態を診てもらうと安心です。
今日の歩数を振り返ってみましょう

試しに、今日一日の歩数を振り返ってみてください。
普段より大幅に歩数が増えていた日はなかったか?
いつもと違う靴で長く歩いていなかったかを思い出してみましょう。
歩数が急に増えた日の後に張りやしびれが出ている場合、歩き方そのものより、体が対応できる範囲を超えた歩数が影響している可能性があります。
よくある経過のパターン

ケース1:旅行や行楽で普段より大幅に歩数が増えた方
観光地を歩き回った後や、行楽で長時間歩き続けた翌日に、お尻や足の張り・しびれが出たというケースがあります。
普段の生活では使わない歩数を一度に歩いたことで、お尻や太もも裏に負担が集中していることが少なくありません。
歩数を普段のペースに戻し、無理に動かさず休ませることで、張りやしびれが落ち着いていく方がいます。
ケース2:毎日1万歩以上を目標に歩き続けている方
健康のために毎日1万歩以上を目標にして歩き続けているうちに、お尻や足の張り・しびれが慢性的に出るようになったというケースがあります。
体に合った歩数を超えた状態が日々積み重なることで、筋肉の硬さと圧迫が解消されないまま続いていることがあります。
歩数を体調に合わせて7000〜8000歩程度に調整し、歩いた後のケアを取り入れることで、張りが和らいでいくという変化を感じる方がいます。
よくあるご質問

ウォーキングは1日何歩くらいが目安ですか?
体力や年齢によって個人差がありますが、目安として1日7000〜8000歩程度から始め、体の反応を見ながら調整する方法があります。
急に歩数を増やすより、少しずつ慣らしていく方が体への負担は少ない傾向があります。
しびれが痛みに変わったら、どうすればいいですか?
すぐに悪化と決めつけず、まずは無理に動かさず様子を見ることをおすすめします。
ただし、痛みが強い場合や日常生活に支障が出る場合は、早めに相談することをおすすめします。
ウォーキング自体をやめた方がいいですか?
ウォーキングをやめる必要はなく、歩数や頻度を体に合わせて調整することが大切です。
歩いた後のケアを取り入れることで、張りやしびれが出にくくなる方もいます。
まとめ

ウォーキング後のお尻や足の張り・しびれは、水分不足や歩き方だけでなく、体に合っていない歩数が影響していることがあります。
しびれが痛みに変わったときも、それが必ずしも悪化を意味するわけではなく、回復の途中経過であるケースがあります。
歩数の見直しやケアを続けても張りやしびれが繰り返す場合は、根本の状態を整えることも一つの選択肢です。
仲町台・都筑区でお悩みの方は、ご相談ください。
【柔道整復師 江本直樹 監修】




