靴底の減り方が、なぜか右だけ早い。
夕方になると、左腰だけが重くなる。
「これって生まれつきの骨格のせい?」と諦めている方もいます。
そうではないことがほとんどです。足の長さの差は、骨盤がねじれることで生じる「見かけ上の差」であるケースがあります。日常の姿勢やクセで変化する可能性があります。
この記事では、その仕組みを横浜市都筑区の柔道整復師が解説します。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
- 1. 院長からお伝えしたいこと
- 2. ■ セルフチェックリスト
- 3. 「足の長さが違う」のは、骨盤のねじれが原因であることがあります
- 4. 日常のどんなクセが、骨盤をねじらせるのでしょうか
- 5. 放置すると、短い側の足ばかりに負担が集中します
- 6. ■ よくある経過のパターン
- 6.1. ケース1:靴底の減り方の違いに気づいて来院されるケース
- 6.2. ケース2:片側の腰と膝が両方痛くなって来院されるケース
- 6.3. ケース3:「なんとなく体が傾いている」と感じ続けているケース
- 7. よくあるご質問
- 8. 横浜市都筑区・仲町台エリアで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
- 9. その他の記事
■ セルフチェックリスト

以下の項目が気になる方は、骨盤のねじれによる脚長差が関係している可能性があります。
□ 靴底の減り方が左右で違う(特にかかとの外側)
□ 仰向けに寝ると、左右の足の開き方が違う気がする
□ 座っているとき、片方の足だけ組みたくなる
□ 夕方になると、片側の腰や股関節だけが重くなる
□ 歩くとき、片方の足だけ「引っかかる」感覚がある
□ 長時間立っていると、体が自然に片方に傾く
「足の長さが違う」のは、骨盤のねじれが原因であることがあります

足の長さの差には、大きく2種類あります。
ひとつは、骨そのものが左右で異なる「真の脚長差」。これは先天性の疾患や、骨折の後遺症などによるものです。
もうひとつは、骨盤がねじれることで足の付け根の位置がずれ、見かけ上の長さが変わる「機能的脚長差」と呼ばれるものです。
当院に「足の長さが違う気がして」とお越しになる方のほとんどは、後者のケースである可能性があります。骨格の問題ではなく、日常の姿勢やクセによって骨盤がねじれ、片側の足が「短く見える」状態になっていることがあります。
「骨の長さは変えられないから仕方ない」と思い込んでいた方が、施術後に「両足が同じ長さになった感じがする」とおっしゃることがあります。それは、骨が変わったのではなく、骨盤の位置が整ったためです。
試しに、仰向けに寝てみてください。両足の開き方を見たとき、どちらかの足が外に倒れすぎていませんか?
左右差が大きい場合、骨盤に回旋のクセがついている可能性があります。
日常のどんなクセが、骨盤をねじらせるのでしょうか

骨盤は、立つ・座る・歩くという日常動作のすべてに関わっています。
そのため、小さなクセが積み重なると、少しずつねじれが定着していきます。
よく見られるのは次のようなパターンです。
立ち仕事で、片足に体重をかける時間が長い方。
デスクワークで、同じ方向に足を組み続ける方。
荷物をいつも同じ肩にかける方。
運転中にアクセルを踏む足だけを使い続ける方。
これらのクセが続くと、股関節まわりの筋肉が片側だけ縮まりやすくなります。その結果、骨盤が前後・左右に傾いたり、回旋したりして、足の付け根の位置が変わることがあります。
放置すると、短い側の足ばかりに負担が集中します

骨盤がねじれた状態が続くと、見かけ上「短い足」の側に体重が偏りやすくなることがあります。
片側の膝だけが痛くなりやすい。
片方の腰だけが慢性的に張っている。
同じ靴なのに、どちらか一方だけがすり減る。
これらは、荷重の偏りによって特定の関節や筋肉に繰り返し負担がかかっている状態と考えられます。
また、骨盤のねじれは、仙骨(骨盤の中心にある骨)との接合部分にも影響することがあります。この部分がうまく動かなくなると、腰全体の柔軟性が低下し、腰痛として現れるケースがあります。
「腰を揉んでもすぐ戻る」という方は、腰そのものではなく、骨盤の傾きや回旋が根本にある可能性があります。
■ よくある経過のパターン

ケース1:靴底の減り方の違いに気づいて来院されるケース
靴を買い替えるたびに「また右だけ早くすり減っている」と感じ、整形外科でレントゲンを撮っても「骨には異常なし」と言われた方が来院されることがあります。
このようなケースでは、右の股関節が外向きにねじれ、右の骨盤が前に出た状態が定着していることがあります。
施術では、股関節まわりの筋緊張を緩めながら骨盤の回旋を整えるアプローチを行います。
施術後に立ってもらうと、「足の長さが揃った気がする」「左右均等に踏めている感じがする」とおっしゃる方がいます。
ケース2:片側の腰と膝が両方痛くなって来院されるケース
「右の膝と、右の腰が両方なんとなく痛い」という方が来院されることがあります。
一見バラバラに見える症状ですが、骨盤の傾きによって右側全体に荷重が偏っている結果として、膝と腰の両方に影響が出ているケースがあります。
このような場合、膝や腰だけを施術しても改善しにくいことがあります。骨盤のバランスを整えることで、右側への偏りが軽減し、両方の症状が落ち着いていくケースがあります。
ケース3:「なんとなく体が傾いている」と感じ続けているケース
鏡を見ると肩の高さが違う、写真を撮ると首が傾いている、などの気になりが続いていた方が来院されることがあります。
上半身の傾きは、骨盤のねじれが下から積み上がって表れていることがあります。足元の土台が整うと、上半身のバランスも変化していくケースがあります。
よくあるご質問

骨そのものの長さが変わるわけではありません。骨盤や股関節まわりのねじれが整うことで、見かけ上の脚長差が変化することがあります。個人差がありますが、施術後に「揃った感じがする」とおっしゃる方がいます。
整形外科で「異常なし」と言われたのですが、来院できますか?
はい、受け付けております。整形外科での画像検査(レントゲン・MRI)は骨の構造を確認するものです。骨盤のねじれや筋肉の緊張は、画像には映りにくいことがあります。整形外科と当院は補完し合う関係にあります。
何回くらい施術が必要でしょうか?
個人差がありますが、骨盤のねじれがクセになっている場合、数回の施術で状態が変化していくケースがあります。
日常のクセや姿勢が改善されないと元に戻りやすいため、セルフケアの指導も合わせて行っています。
横浜市都筑区・仲町台エリアで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

・「足の長さが違う」という感覚の多くは、骨盤のねじれによる見かけ上の差である可能性があります。
・日常の立ち方・座り方のクセが、少しずつ骨盤の回旋につながることがあります。
・放置すると、片側の膝・腰への負担が慢性的な痛みへと発展することがあります。
横浜市都筑区・仲町台エリアで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
【柔道整復師 江本直樹 監修】




