冷房の効いた部屋に長くいると、このようなことを感じることはないでしょうか?
「冷房の効いた部屋にいると、首が痛くてめまいがする」
「寝起きに目の奥が痛くて、吐き気がすることもある」
そんな声を、夏になるとよく耳にします。
この記事では、冷房と首の不調がなぜセットで起こりやすいのか、柔道整復師 江本直樹が解説します。
心当たりのある方は、続きを読み進めてみてください。

院長から
お伝えしたいこと
元力士「鷲の海」として土俵に立っていた頃、私自身も幾度となく怪我と痛みに苦しみました。
だからこそ良くなってほしい。
その思いで、日々施術をしています。
「もう治らない」と諦める前に、
ぜひ一度、ご相談ください。
なぜ冷房の部屋にいると、首が痛くなるのか?

冷房による冷えと、就寝時の姿勢が重なっていることが原因になっている場合があります。
体は温度が下がると、血管を締めて熱を逃がさないように働きます。
もともと首や肩まわりの巡りが悪くなっている状態でこの冷えが加わると、血の流れがさらに滞りやすくなります。
血流が滞ると、筋肉に届く酸素の量も減ります。
酸素が不足した状態の筋肉は、痛みを感じる神経が刺激されやすくなることがあり、普段なら気にならない程度の張りでも、痛みとして強く感じやすくなります。
次に多いのが、横向きで寝る習慣がある方です。
下側になった顎が枕やマットレスに押される形になり、無意識に口呼吸になっていることがあります。
この状態が続くと、顎まわりの筋肉が緊張したまま朝を迎えることになり、その緊張が首の張りとして表れやすくなります。
冷房による血流と酸素供給の低下、そして就寝時の顎の緊張。
この二つが重なることで、日中も首の重さが抜けず、痛みとして感じやすい状態が続いていることがあります。
目の奥の痛みやめまいは、首とどう関係しているのか?

首の付け根の緊張は、目の奥の痛みやめまいとして現れることがあります。
首から頭にかけては、神経や血管が集中している部分です。
顎の緊張から始まった首の張りがこの部分に及ぶと、頭部への血流や神経の働きに影響が出やすくなり、目の奥の重い痛みや、フワッとしためまいとして感じられるケースがあります。
「肩こりがひどいだけ」と思っていたところに、こうした症状が重なって表れることがあります。
朝起きたときに、顎の力を抜いて口を軽く開け閉めしてみてください。
片方だけ動きが硬く感じる、または引っかかりを感じる場合は、就寝時にその側へ負担がかかっている可能性があります。
よくある経過のパターン

ケース1:肩こりだと思って、揉んでもらっていた方
このようなケースでは、首や肩そのものよりも、就寝時の顎の緊張が原因になっていることがあります。
マッサージで一時的に楽になっても、寝る姿勢が変わらなければ翌朝には同じ張りが戻ってきてしまいます。
就寝時の姿勢を見直すアプローチに変えたことで、慢性的な首の重さが軽くなっていったというケースがあります。
ケース2:夏になるとめまいが出やすくなる方
冷房の効いた部屋で長時間過ごす方に見られるパターンです。
首まわりの緊張に冷えが重なることで、血流の滞りが強くなり、めまいや目の奥の痛みとして表れることがあります。
首の状態を整えるとともに、冷えへの対策(羽織るものを用意する、風が直接当たらない位置で過ごすなど)を合わせてお伝えすることで、症状が落ち着いていく方がいます。
よくあるご質問

冷房を我慢すれば、首の痛みは治まりますか?
冷房を弱めることは有効な対策のひとつですが、それだけで完全に解消するとは限りません。
就寝時の顎の緊張が原因になっているケースも多く、冷えと姿勢の両方に目を向けることが、症状の改善につながりやすくなります。
マッサージやストレッチで自分で対処できますか?
一時的に楽になる方もいますが、就寝時の姿勢が変わらないままだと、同じ張りが繰り返し出てしまうことがあります。
個人差がありますが、根本的な原因にアプローチすることで、症状が出にくい状態を保ちやすくなります。
何が原因か、自分ではよくわかりません。相談だけでも可能ですか?
もちろんです。
症状の出方や生活習慣をうかがいながら、原因になっている部分を一緒に確認していきます。
気になる方はお気軽にご相談ください。
まとめ

冷房による冷えと、就寝時の顎の緊張。
この二つが重なることで、首の痛みやめまい、目の奥の痛みにつながっていることがあります。
肩や首を揉むだけでは根本的な改善につながりにくく、原因になっている部分へのアプローチが必要になる場合があります。
夏場の首の不調でお悩みの方は、姿勢に関する症例ページもあわせてご覧ください。
仲町台・都筑区でお悩みの方は、ご相談ください。
【柔道整復師 江本直樹 監修】




