今回の記事は、横浜市やその近辺にお住まいで、
「歩くたびに足の裏が痛むけれど、これって何かしら?」
「うおのめとたこ、どう違うの?自分でも何かできることはある?」

そんなふうに感じているあなたに向けて書いています

こんにちは。横浜市都筑区の健湧接骨院の江本です。

最近、テレビでスポーツ選手が足の「うおのめ」に苦しんでいる、というニュースを目にしました。
夢中になりたいことがあるのに、足の痛みで集中できないのは本当につらいですよね…

実は、当院のところにも「この足の裏の硬いの、痛いんだけど…」と、うおのめやたこで悩んで相談に来られる方がいらっしゃるんです。

今回の記事は、横浜市やその近辺にお住まいで、
「歩くたびに足の裏が痛むけれど、これって何かしら?」
「うおのめとたこ、どう違うの?自分でも何かできることはある?」

そんなふうに感じているあなたに向けて書いています。
足のトラブルの基本的な知識から、今日からできる優しいケア方法まで、できるだけ分かりやすくお伝えできればと思っています。

出羽海部屋で「鷲の海」として活躍後、自身の深刻な怪我と治療院巡りの経験から「痛みの向こうに希望を創る」を信念に健湧接骨院を開院。

痛みの本当の原因は別の場所にあるという独自の視点で全身のバランスを整え、患者様の不安を安心に変えます。
「もう治らない」とあきらめていませんか?
私も同じ辛さを経験しました。
あなたの「治療院巡りの最後」となれるよう全力でサポートします。

目次

「またこの痛みか…」足の悩み、我慢が癖になっていませんか?

  • 靴を履くと、決まって同じところが当たってズキンとする。
  • なんだか足の裏の一部が硬くなって、押すと嫌な感じがする。
  • 歩いていると、ふとした瞬間に足の指や裏に鋭い痛みが走る。
  • 以前より痛む頻度が増えたような気がして、少し不安。
  • 好きなデザインの靴があるけれど、痛いから諦めている。

こんな風に、足の小さな悩みを抱えながら毎日を過ごしていませんか?
「いつものことだから」と我慢してしまうことってよくありますよね。

でも、その小さなサインが、実は体からの大切なメッセージかもしれません。

「うおのめ」と「たこ」─ 似ているようで違う、二つのこと

まず、「うおのめ」と「たこ」の違いについて、少し詳しくお話ししますね。
どちらも、皮膚が繰り返し刺激を受けて角質が厚くなる点では同じ仲間です。

たこ(胼胝:べんち)」は、皮膚の防御反応のようなもの 

イメージとしては、皮膚が「ここ、よく擦れるから守らなくちゃ!」と、少しずつ角質を厚くして頑張っている状態です。
だから、触ると硬く、黄色っぽく盛り上がることが多いですね。

でも、たこ自体がズキズキ痛むことは、比較的少ないかもしれません。
どちらかというと、圧迫されたときの鈍い違和感といった感じでしょうか。

うおのめ(鶏眼:けいがん)」は、ちょっと厄介な芯を持つ存在 

うおのめも、たこと同じように刺激で角質が厚くなるのですが、その角質が皮膚の奥へ、まるで楔(くさび)のようにグッと入り込んでしまうのが特徴です。
そして、その中心に硬い芯ができます。

これが神経の近くにできると、体重がかかったり押さえたりしたときに「イタッ!」と鋭い痛みを感じさせるんですね。
見た目が魚の眼のように見えることから、この名前がついたと言われています。
(参考:公益社団法人日本皮膚科学会ウェブサイトの情報より)

時々、足の裏にできるもので「イボ」と混同されることがありますが、イボはウイルスが原因の場合が多く、対処法も異なります。
「これ、どっちだろう?」と迷ったら、ご自身で判断せずに、まずは皮膚科のお医者さんに相談するのが安心ですよ。

なぜ私にできるの? うおのめ・たこの主な原因を探る

うおのめやたこができる一番の理由は、足の特定の部分に「繰り返し同じような圧迫」や「こすれるような摩擦」が加わることです。
もう少し具体的に見ていきましょう。

あなたの足、靴の中で窮屈な思いをしていませんか?

 サイズの合わない靴、特に先の細いパンプスや硬い革靴などは要注意です。
中で足が滑ったり、指がぎゅっと圧迫されたりしていませんか?

ヒールの高い靴も、足の前方に体重が集中しやすいため、負担がかかりがちです。
また、靴底が薄すぎると、地面からの衝撃がダイレクトに伝わってしまいます。

歩き方や立ち方の、ちょっとした癖はありませんか? 

誰にでも、歩き方や立ち方の癖は多少あるものです。
でも、例えばいつも足の外側に体重をかけて歩いていたり、内股気味だったりすると、 足の特定の部分にだけ負担が集中しやすくなることがあるんです。

お仕事で長時間同じ姿勢で立っている方も、同様のことが言えますね。

足の形や指の特徴も、少し関係しているかもしれません

 例えば、足の指の付け根のアーチが平たくなってしまう「開張足」や、 土踏まずがあまりない「扁平足」の方は、足裏にかかる力のバランスが偏りやすい傾向があります。

外反母趾で親指が内側に曲がっていたり、小指が同様に曲がっていたりする場合も、 指の側面が靴に当たりやすくなるのは想像がつきますよね。
指がハンマーのように「く」の字に曲がっている方も、関節部分が刺激を受けやすいです。

こうした原因が、一つだけでなくいくつか重なって、うおのめやたこを作ってしまうことが多いように感じます。

足の裏がズキッ…「これって何?」その悩み、一緒に考えませんか?
うおのめ・たこの原因と優しいケア

「このくらい大丈夫」が、思わぬ影響につながることも

「足の裏の痛みくらい」と、つい後回しにしてしまう気持ちも分かります。
でも、その小さな不調が、実は体全体に影響を及ぼすこともあるんですよ。

痛みがだんだん日常的になり、不快感が増す 

初めは時々だった痛みが、だんだん頻繁になったり、じんわりと続くようになったり。
そうなると、気持ちも少し沈んでしまいますよね。

知らず知らずのうちに、変な歩き方になっているかも 

痛いところをかばおうとすると、自然と歩き方がぎこちなくなったり、 体のバランスが崩れたりすることがあります。

膝や腰など、他の場所に「あれ?」という感覚が… 

不自然な体の使い方は、まるでドミノ倒しのように、他の場所にも影響を与えます。
「最近、膝が重いな」「なんだか腰がすっきりしない」といった感覚は、 もしかしたら足元から来ているサインかもしれません。

「出かけるのが億劫だな」と感じることが増える 

足が痛いと、どうしても活動的になるのが難しくなりますよね。
好きな散歩や買い物も、以前ほど楽しめなくなるのは寂しいことです。

今日からできる、足と身体に優しいセルフケア

うおのめやたこをこれ以上ひどくしないため、そしてできにくい足を目指すために、 日常生活でできる優しいケアをいくつかご紹介しますね。

「足が喜ぶ靴」を選んでみませんか? 

まずは、今履いている靴を見直してみましょう。

つま先に少しゆとりがあって、指が自由に動かせる感じはありますか?
できればヒールは低めで、足全体を柔らかく包んでくれるような素材がいいですね。

靴底にも適度なクッションがあると、地面からの衝撃を和らげてくれますよ。
もし迷ったら、靴選びの専門家(シューフィッターさんなど)に相談するのも良い方法です。

足をいたわる、毎日のちょっとした習慣 

気になる部分には、市販の保護パッドを貼って摩擦を和らげてあげましょう。
そして、一日の終わりには、足を丁寧に洗って清潔に。

お風呂上がりには、保湿クリームで足裏を優しくマッサージするように潤いを与えてください。
皮膚が柔らかく、しなやかだと、角質も硬くなりにくいと言われています。

「気持ちよく歩く」を意識してみる 

正しい歩き方と一言で言っても難しいですが、 かかとからそっと着地して、足裏全体で体重を支え、 最後に親指の付け根あたりで地面を感じながら次の一歩へ、という流れを意識すると、 足への負担が分散されやすいかもしれません。
最初は少し意識するだけでも、変化を感じやすいです。

足指と足首をいたわる、簡単なリラックスタイム(各30秒~40秒ほど) 足指でグー・パー

床や椅子に座って、足の指を思いっきり「グー」と握りしめ、 次にパッと大きく開いて「パー」
これを何度か繰り返してみてください。

タオルを足指で引き寄せる

 床に広げたタオルの端に足指を置き、指の力だけでゆっくりと手繰り寄せます。 足の裏の筋肉が、キュッと動いているのを感じられるでしょうか。 

足首をゆっくり、くるくるする

片方の足首を、もう片方の手で支えながら、ゆっくりと内外に回してみましょう。
無理のない範囲で、大きく、丁寧に。足首周りが軽くなるような感覚を目指して。

自分でケアするときの、優しい約束 

硬くなった部分をカミソリなどで深く削るのは、皮膚を傷つけてしまう心配があります。 そこから細菌が入ってしまうと、もっと大変なことになる可能性も。
市販の角質ケア用品を使うときも、説明書をよく読んで、やりすぎないように気をつけてくださいね。

「優しく、少しずつ」がポイントです。
もし、皮膚に合わないなと感じたら、無理せず使用を中止しましょう。

「これって専門家に相談した方がいいのかな?」迷ったときのヒント

次のようなときは、一人で悩まずに専門家(まずはお医者さん)に相談することを考えてみてください。

  • 痛みが強くて、毎日の生活に「困ったな」と感じることが多い。
  • 自分で色々試してみたけれど、あまり変化を感じられない、または前より気になる。
  • 「これ、本当にうおのめなのかな?」と、自分で判断できない。
  • 赤く腫れていたり、熱っぽかったり、なんだか様子がおかしい。
  • 特に、糖尿病や血行に心配のある方は、足の小さなトラブルでも軽視できません。 できるだけ早く医療機関を受診してくださいね。

皆さんからよく聞かれること(FAQ)

うおのめやたこ、温めるのと冷やすの、どっちがいいんですか?

うおのめやたこそのものを温めたり冷やしたりすることで、状態が直接良くなるというはっきりとした医学的なお話は、今のところあまり聞きませんね。

もし、赤く腫れて熱を持っているような炎症がある場合は、その原因に合わせた対処が必要です。
自己判断は難しいので、まずはお医者さんに状態を見てもらうのが一番安心だと思います

足のトラブル、何科に行けばいいのか迷います。

まずは皮膚科のお医者さんに診ていただいて、今あるうおのめやたこをどうするか、診断と処置をしてもらうのが一般的です。

その上で、「どうして何度もできるんだろう?」「歩き方から見直した方がいいのかな?」といった根本的な原因が気になる場合は、体のバランスや使い方を専門とする私たちのような施術所に相談してみるのも、一つの方法かもしれませんね。

足のうおのめが、腰の不調と関係することってあるんですか? 

ええ、それは十分に考えられることなんですよ。
足の裏に痛みがあると、私たちは無意識にそれをかばって、少し不自然な歩き方や立ち方になってしまうことがあります。

その小さなバランスの崩れが、だんだんと膝や股関節、そして骨盤や背骨にまで影響して、腰の重さや痛みといった二次的な不調として現れることがあるんです。
足元は、本当に体全体の土台なんですね。

あなたの足は、毎日あなたを支える大切なパートナーです

今回は、皆さんの身近な足の悩みである「うおのめ」と「たこ」について、色々とお話しさせていただきました。
これらのトラブルは、毎日の生活習慣や、何気ない癖が関係していることが多いものです。

ご自身の足にもう少し関心を持って、優しい靴を選んだり、歩き方をちょっと意識したり、 お風呂上がりにいたわってあげたりする。
そんな小さな積み重ねが、きっと快適な毎日につながっていくはずです。

でも、もし痛みが強かったり、自分でケアしてもなかなか良くならなかったり、 「これ、何だろう?」と不安に感じることがあったら、決して一人で抱え込まないでくださいね。
信頼できる専門家に相談することが、解決への一番の近道になることもあります。

足は、毎日、あなたの全体重を支え、行きたいところへ連れて行ってくれる、かけがえのないパートナーです。 その足からのサインを見逃さず、大切にケアしてあげてください。

健湧接骨院では、体全体のバランスを整えることで、 様々な不調の根本的な原因に目を向けることを大切にしています。
うおのめやたこを直接削ったり取ったりする処置は、お医者さんの領域です。

でも、「どうして私には、うおのめやたこができやすいんだろう?」
「この足のせいで、なんだか体の他のところまで調子が悪い気がする…」

そんなお悩みに対しては、足の使い方、負担のかかりにくい歩き方、 そして足元からくるかもしれない体の歪みや痛みの調整といった面で、 私たちがお力になれることがあるかもしれません。

もし、足元の不安定さからくるお体の悩みや、繰り返すトラブルでお困りでしたら、 一度、お話だけでも聞かせていただけませんか?

この記事が、あなたの足の健康と、笑顔の毎日を取り戻すための一歩となれば、これほどうれしいことはありません。

【柔道整復師 江本 直樹 監修】

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Information

施術料金 初回12,800円(検査・施術費用を含む) 2回目以降 9,800円(一律)
※前回の施術から6ヶ月以上経過している場合も初回となります。
当院は自費治療・完全予約制の接骨院です。
1日でできる人数が限られますので必ずご予約をお願いいたします。

投稿者プロフィール

江本直樹 (元鷲の海)
江本直樹 (元鷲の海)柔道整復師/登録販売者
「健湧接骨院」代表の江本直樹です。元・大相撲力士で四股名は「鷲の海」、出羽海部屋で鷲羽山関に師事しました。肩こり・腰痛・股関節痛の改善策やストレッチ法、季節に合わせた健康維持のコツを発信していきます!詳しいプロフィールはこちら⇒自己紹介

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